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ジェーンスー生活は踊る 「相談は踊る」に読まれた話

私はテレビよりラジオ派で(ちなみに今家にテレビはない)、普段は朝から晩までラジコでラジオをかけている。

0歳と2歳を子育て中であり、彼らが起きているときはスマホを見る時間はなく、ニュースや天気予報といった情報は専らラジコから収集する。

最近は、朝6時台からTOKYO FMのONE MORNINGを聞き、それが終わった9時からTBSラジオに変更。9時は伊集院光とらじおとがやっているが、だいたいうちはこの時間に公園に行くのでほとんどきけず、帰宅した11時台にやっているのが「ジェーンスー生活は踊る」だ。
パーソナリティーのジェーンスーさんのズバッとしたキレの良い物言いが好き。

その番組の中で、12時になると「相談は踊る」というコーナーが始まる。
リスナーからのお悩みにスーさんが返答するというもので、だいたい15分くらいと割と尺をとっているお悩み相談。

先日、私はこの「相談は踊る」に相談メールを送った。
すると、8月下旬に私の相談が読まれたのだ。

当日、私は外出していたか何かでリアルタイムで聞けなかった。
けれど、番組終了後にスタッフさんからメールが届いたことで私の相談内容が番組で取り上げられたことを知る。
その夜、子どもたちが寝た後にラジコでじっくり聞いた。



ラジオネーム「赤べこ」で送った私の相談内容はこうだ。

首都圏在住。2児の母。子どもが私立の学校に行きたいと言った場合に経済的に難しいが、子どもをあと1人産むことはわがままなのか。

学生時代に上京してから、ここは子どもたちが私立の学校に行くことは一般的なことだと知った。大学のクラスの中でも、首都圏が出身な子は私立中学、私立高校出身の子もよくいた。

出産後にできた友達も、地元がここだという人は私立中学や私立高校を出ている。
実際に自分の子どもを目にすると、この子たちが将来私立の学校に進学する可能性もあるのか、と現実的に考えるようになった。


私は地方育ち、学校は公立が当たり前。
私立の学校は高校からしかない。
私立といったらスポーツや英語など何か特別な才能を伸ばしたい人か、偏差値が低い人が選ぶ・・・・というイメージがあった。
私は小中高と公立学校を卒業し、大学も公立だ。
私は3人兄弟の一番上で、実家はごく普通の中流家庭。下に兄弟がいるしうちはそんなにお金に余裕がないとわかっていたから、私立大学はそもそも選択肢になかった。

夫も地方出身で、小中高と公立を出ている。夫も上京して公立の大学に進学した。学校は違うけれど、夫婦共に私立学校とは無縁の生活を送っていた。


そういう背景がある私。
最近は受け入れられるようになっているけど、初めは「そんな小さなうちから私立の学校?どんなにお金かけてるの?」と若年から私立学校に子どもを通わせることに抵抗があった。

しかしここは首都圏なわけで、子どもたちが大きくなってくると私立受験の話は絶対に出てくる。
公立小学校に通わせることは確実だが、我が子も中学受験をしたいと言うようになるかもしれない。

親としては、子どもが私立に行きたいと言えば行かせてあげたい。

しかし、経済的に・・・・・子ども1人でも私立に行かせられるだろうか・・・

(奨学金を借りるという選択肢もあるが、私も夫も学生時代に奨学金を借りており返済があるのは精神的に辛いことを知っている。だからできれば考えたくない。)


そういう不安がある中、私はもう1人子どもが欲しいと思っている。
夫もだ。

私が子どもをもう1人産みたい理由は、自分が3人兄弟の一番上(ちなみに夫も)だからというのもあるけど、子育てが楽しいからだ。
子どもが生まれてから自分の視野が広がって、人生がどんどん楽しくなった。子ども1人のときよりも2人の今の方がより強くそう思う。

だから子どもが3人になったとき、自分の視野や考え方がどう変わっていくのか知りたい。

というか何より子どもってめちゃくちゃ可愛い。赤ちゃん可愛い。まじで可愛い。産めるのなら4人でも欲しいくらいだけど。


だが。本当に産んで良いのだろうか。


子どもは3人欲しいけれど、首都圏で生活していく以上、中学受験といった私立学校への進学が選択肢にあることを考えねばならない。
でもお金が。
私は迷う。
子どもをあと一人産むか。
子どもは今の2人だけで、その2人にお金をかけるか。



そんな相談メールを「相談は踊る」に取り上げてもらい、スーさんと小倉アナウンサーに回答してもらった。

お二人の答えは「公立と私立、どちらが良いとか悪いとかじゃない。赤べこさん夫婦の幸せを一番に考えるんだよ」

ということ。


私たちの幸せ・・・・



てかスーさんはいろんな視点から考えられるね~
「物理的にできるのか」って言われたときはハッとした。
何駅も電車に乗って子が学校に通うの、特に子の年齢が小さいうちは親も大変。

うちはそれぞれ実家が地方だから私と夫で子育てをしないといけないし、もし送り迎え等が発生したら・・・


スーさんの都会のお受験話も面白かった。
ガラポンって何????と思って調べたら、国立の小学校はガラポン(商店街とかの福引である、ガラガラ回すやつ)で入学が決まるの!?驚き。
また私立の学校を出たら、法的にトラブルがあったとき、体に不調があったとき(頭からつま先まで!)など頼れる友人ができるというのはなるほどと思った。公立では得られない交友関係は私立のメリットなのね。

・・・でも、逆を言えば弁護士や医師を目指す人がいる学校の中で過ごすっていうのは、合わない子には合わないかも・・・

スーさんのズバズバいく感じが面白かった。


また、番組スタッフさんからのメールには、リスナーさんからのメッセージも載っていた。
(「相談は踊る」の相談者宛てにリスナーの声って届くのね。知らなかった!)
私立学校で過ごされた方、同じく現在子育て中の方、教員の方・・・たくさんのメッセージをもらい、その中でも「手持ちのカードで生きていくことの楽しさをお子様に伝えることが大切」という言葉に私の心は響いた。

そうか。小さい頃親に「うちはうち、よそはよそ」って言われたあれじゃないけど、自分たちの生活スタイルの中で楽しく生きていくことを探していくのが人生だよな。


スーさんと小倉さん、リスナーの皆さんのおかげで、前に進めそう。

赤べこさん、自分たちの幸せは何か、もう一度考えます。




ところで私はいつもラジオネームはこの名前と同じ「ちょここ」だけど、今回は赤べこにした。
2歳の娘が、家にあった赤べこをやけに気に入ったからだ。

そして今回noteに書いたのは、生活は踊るリスナーと繋がれたら良いな~という思いから。

誰か、あの放送を聞いていた人はいないかな~



そして、後日。
この放送へのお礼メッセージを送ったら、それが読まれた。
あれはきっと特別回だったのだと思う・・・
他の「相談リスナーさん」の「その後」と一緒に読まれたから、特別企画だったのかな。

2回もスーさんに「赤べこさん」と呼んでもらえて嬉しかった。

スーさんとリスナーさんのおかげで、自分たちの幸せを一番に考えることが大切だと気づいた。

ありがとうございました。


「生活は踊る」をみなさんぜひ聞いてみてね。

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