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この後めちゃめちゃ漕いだ

CHOCOは得意げだった。この世の全てが自分の味方であると過信していた。1つ使えばその何倍もの力をさずけてくれる漆黒に無我夢中になった。

ということでね。今日も今日とて電チャを乗り回してるわけなんです。せっかくなんで今まで出来なかったことをJANJANしていったろうやないかと。

というわけで映画館に来ました。



いい所でおしっこコールも、グズってヒヤヒヤしょんぼり退出もない。ポップコーンも散らからない。

全くもってフリースタイルの映画鑑賞・・・
苦節15年!未知の旅へ・・・!!!アナ雪2not ステ
マ。I'm 小市民 feel so nice。

~回想~

CHOCOの朝は早い。子どもらを見送ればすぐに出発の時間だ。アシスト自転車と言えど小一時間のドライブにはいささか息が荒れる。

モールの中の映画館、まだ専門店街は閉まっている。すべたを拒むかのような無機質なシャッターを横目に直通の箱に乗る。
とりあえず、何はなくともおしっこだ。子どもができるとイベント前のおしっこはマストだ。習慣。つまり、ならわし。

10時30分までに上映が始まる映画は1300円・・・
(@イオンシネマ 4DX的やら特殊なやつは知らん)ということで早起きは三文の徳を体現。

500円得しちゃってるのをいい事にクランベリーソーダを購入。こういうお金に対して考えがザルなところがダメなんだよ。でもこっちはこぎまくりすてぃだから。冬は空気が乾燥してるし。口呼吸なめんな!いいわけ番長のお通りだあああ卍

開演ギリギリ、席に着く。




が い ま せ ん

(CV:戦場カメラマン)


そらそうよ。子供向けのアニメ映画。ど平日の朝いちに見に来る人なんてまぁいない。

これは・・・勝てる・・・!!!

~回想おわり~

1の時にも感じたミュージカルさ。これがだいぶ増している。感情の起伏を見事に歌い上げている。歌唱亭喜怒哀楽だ。タモさんがぶちギレるパターンのやつだ。

でもCHOCOはタモさんじゃないし。むしろミュージカルには好意的だし。アレンデールに住みたいし。祖国の旗だってたてたいし。

どう考えても1で完結してたやろ的な疑念を振り払うかのように

・どうしてエルサだけが魔法を使えるのか?
・両親の事故の真実

などの伏線を無事回収。1は子どもにウケ、2はそれに付き合わされて1をみた大人に向けられたものかな?といった印象。

とりあえずCHOCOが監督なら、クリストフのくだりはカットする。という確信。

絶対可愛くないのに可愛く見えてくるオラフ。

至福の時間だった。

映画館のフロアを出ると、時刻は昼近く。専門店街もシャッターをあけ、ワイワイと賑わっている。

スマホの電源を入れ中身を見たらば、めずらしく着信の嵐。

口座振替が適用されておらず、引き落としができていないとの事だった。

きらめく雑貨屋、あたたかい服を売るショップ、美味しそうな匂いを漂わせる飲食店、全部に後ろ髪をぶち抜かれる勢いで、めちゃめちゃ帰路につく。

ママはシンデレラなのだ。

今日の Hot word

漆黒・・・長男の電チャ。勝手に命名。厨二風。

直通の箱・・・エレベーター。エスカレーターと名前の区別がつかない。

戦場カメラマン・・・スローテンポで話す人。渡部陽一氏

タモさん・・・森田一義氏。サングラスがトレードマーク。何でもかんでも歌にするミュージカルに疑問を呈している。奇妙な世界と現実を繋ぐストーリーテラー。安産の神様。笑っていいともを知らない世代がいるだなんて信じられない。

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