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『空気』が変われば『気持ち』も変わる。

昨日はとても忙しくてさすがに疲れていたのか、久々に途中覚醒することなく眠り、明け方に夢を見て、目が覚めた。その夢は、もう縁の切れた人達との、過去に楽しかった事実が出てきた。

これは私の心の中にある『執着の亡霊』である。

以前の私なら、寂しくなって辛くなって、また昔の仲間になんとか擦り寄っていこうとしていただろう。
でも、今の私は違う。
(あーこれ、執着、執着。昔は楽しかったかもだけど、もう今はいらないよね。はい!さようなら)
と自分の心に言うことができる。

そんなことを考えている暇があるなら、今、私の周りにある良い縁を大事にした方が、余程いい。

とはいえ、目覚め直後は頭が痛くて、家事もやる気が起きなくて、たまらなかった。こういうとき『執着の亡霊』は私を乗っ取ろうとする。
(ほら、昔はよかったじゃん)
(またあの頃に戻ろうよ)
と。

あの頃の、物だらけで、自分を出せなくて、他者に動かされてた自分には戻りたくない。

窓を開けて、朝日を見た。
曇っていて、雲の向こうに太陽がある。
寒い!
しかし、自分の気持ちも澱んでいたので、思い切ってダイニングキッチンの窓を全部開け、換気しながら、子どものお弁当やら朝ごはんを作った。

いつの間にか、頭痛も変な焦燥感も、どよんとした重い気持ちも消えていた。

空気って大事!

・・・・・

空気の『気』は、気持ちの『気』と同じ。
『空気』が変われば、『気持ち』も変わると思いませんか?

たとえば、都会で仕事をしていて、休日に山など自然のある場所に行って休養すると、気持ちもリフレッシュしますよね。

私は神社も好きで、月に一回以上は参拝しますが、神社の空気に触れることで、気持ちも良い感じに変わるのを感じます。

換気も同じ効果があるように思います。

それは『気のせい』、と言われてもいいんです。『空気』ですから、お金はかかってませんし、他人は誰も傷つかないのですから。何より、無料で良い気分になれた上、仕事も家事もはかどることは私の周りの人達も喜ぶのでオールOKです(笑)

家事を済ませて家の外に出ると、一面にモヤがかかっていました。
自宅付近で初めて見る光景で、それはとても幻想的でした。空気も澄んでいて、とてもさわやかで、自然とエネルギーがわいてきました。

そうしたら、急に頭の中に
「そうだ。自宅を私のパワースポットにしたい」
という考えが浮かんできました。

自宅で心身の元気を充分にチャージできれば、郊外やリゾートに行かずともリフレッシュでき、元気に仕事にも行けます。以前に比べたら今の自宅は格段に快適なのですが、私はずっとそうしたかったんだな、と気づきました。

『外的要因から与えられるのではなく、私自身の内面が変わることで、取り巻く環境を良い方向にしていきたい』

頭ではわかっていても、なかなかたどりつけなかったんですが、やっとこの思考と行動にたどりつけたように思います。

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