風雲児の人気は凄かった 〜新宿末廣亭
「一度連れていって」と娘から言われていた新宿末廣亭。
やっと先週の金曜日に約束を果たすことが出来た。
決め手となったのは講談師の神田松之丞の出演。
講談界の風雲児と言われ、人気はうなぎ上りの松之丞の出番は夜の部の中入後であるが、
混むといけないからと昼の部の途中から入る。
この日は昼夜入れ替えなしである。
椅子が満席なので桟敷へ。
入場前に伊勢丹の地下で買ったお弁当は、昼の部が終わってから食べた。
落語らしい落語や小噺、コントにマジックと
寄席の娯楽性は非常に高い。
何も考えずに大笑いしたり、
風刺の効いたものはクスリとしたり、
娘も楽しんでいるようだ。
特に講談の神田鯉栄さんが素敵だったなぁ。
あ、
マジックは山上兄弟で、
生で
「てじなーにゃ」を聞いてきた。
二人ともすっかり大きくなっていて
そのほうがよっぽどマジックみたいだった。
↓当日の出演者(末廣亭HPより)
さて、肝心の松之丞だが、
平日なのに二階席までお客がびっしり埋まり、
出てくる段になったら、場がギュウっとした。
期待でいっぱいの場は、完全に味方である。
何を言っても客席が沸き、盛り上がる。
その空気ごと引き受けて、
期待に応えていくのはやはりすごい。
客の心理を踏まえたうえでの講談は
なかなか見応えのあるものだった。
外に出たら、もうすっかり夜。
駅で別れる予定が、
私が少し寂しくなってしまい娘の行きつけの店についてゆき、一杯(下戸なのでラムネ)。
トマトサラダを食べ、
串カツを食べた。
さっき、お弁当を食べた気がしたが
気のせいだったか。
きっと気のせいだな。
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