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#106 目黒千尋さん(お気に入りを500数える)

私が初めて目黒千尋さんを知ったのは2018年。大好きな日本橋のアートモールさんのTwitterやInstagramで見ていて「絶対に行く!!」と決めていました。

実際に拝見した目黒千尋さんの個展は、幻想的なのにそれでいてこの世界ときちんとつながっているステキな水彩画であふれていて、すっかりファンに。
絵の中に吹く静かでやわらかな風が、心の中にも流れ込んできて、なんとも気持ちよかったのを覚えています。

ご本人の千尋さんは作品と同じくらいキュートで、しかも目の前の絵を描かれたときの状況をお話しくださり、すごく贅沢な時間になりました。


翌年2019年の個展は『目黒千尋展 ツキトタイヨウ ふたたび』。本当に再びめぐりあえた気持ちになりました。

何でもない世界が彼女の瞳にはなんて美しく映っているのだろうと、心から感動します。月と太陽のやさしく柔らかい光は、心の中を確かに照らしてくれているのです。
絵を眺めているだけで浄化されていく、そんな時間を過ごしました。


そして、特に気に入った絵を一枚我が家へ連れて帰りました。

仕事中に目に入る場所に飾っています。肩のチカラが抜けて、良い気分転換になります。

この日、見送ってくれた千尋さん。本当にキュートです。


毎年個展のご案内はいただきながらタイミングが合わず、5年ぶりになってしまった今年2024年。ようやく伺えました。


千尋さんは、なんと私の名前と購入した絵のことを覚えていてくださったのです。感激!!!

それだけご自分の絵を大切にしていらっしゃる。一枚一枚に愛情を注がれているのだということですね。

千尋さんから一枚ずつ、絵を描いたときの情景やお気持ちをうかがいながらの鑑賞はものすごく贅沢な時間。小さな小さな女の子はルーペで見せてもらいました。


ほぼ全品が売約済みで、千尋さんの世界がいろいろなお宅に広がるんだなーと嬉しくなりました。私はポストカードで我慢。栞もついていてお得でした。


『ツキトタイヨウ』というのが個展のタイトルで、今回はサブタイトル「空のいろ 心のもよう」となっていました。

心のグラデーションって、なんて美しいのでしょう。
一枚の絵はその一瞬を切り取ったようでいて、実は一瞬を開け放っているのではないかと、千尋さんの絵を見ていると思うのでした。

どこまでも、つながっている、そんな一枚の絵。


後から、とても素敵なお礼状までいただきました。


次回の個展も楽しみ楽しみ。

目黒千尋さんのInstagramはこちらです。


最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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