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記憶に残る文章・記憶に残る写真

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いろいろな方の文章や写真を拝見していて、もう一度読みたいな、もう一度見たいなと思う記事を集めました。 あくまでキータンの独断と偏見です。
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2023年8月の記事一覧

旅の断片

一泊二日の旅行に出た。仕事ばかりしている連れ合いを労って…という理由を作って、私の行きたい所へと誘いこんだ。猛暑がこたえるな…お互いもう無理がきかないことを知ったブチ娯楽となった。 私の行きたいところは、北野武男さんの写真が飾ってあるここ。 芦原温泉、初めて訪れました。もうすぐ新幹線が開通するらしく、駅も歴史資料館もピカピカだった。けれど、私は街中を流れる小さな川が気になって、気を取られて、道端で盛大に転んだ。右腕が腫れ上がってしまい、大笑いだ。 北野さんの写真は、言う

泣きながら暮らすより、行動を…✩

お久しぶりの記事となりましたが これは1人でも多くの方に読んでいただきたく 書きかけで終わらず最後まで書きます💨 これこそ記事にしなくては!と、思いました。 昨日、大変お世話になった元同僚で 辞めてからも時折、連絡を取り合い コロナ禍前は会っていた大切な友人より 久しぶりの連絡があった。 こちらのシェアからで 内容に驚いていたら続けてLINEが来た! 驚きと衝撃を受けた…! お孫さんが障害があることは かなり以前、聞いたことがあったけど お孫さんのことだったのだと。。

苔玉

現実と創作の狭間で 水分がしっとりと 浸透する陶酔感 抹茶ラテが水色のソーサーに映える 差し込む朝日に 揺蕩う湯気の 白いと形容する様 指先から掌で 撫でてもするりと躱される 一人遊びは穏やかであり くるりくるりと ティースプーンで円を起こす 均等になる色合いの落ち着き のっぺりとした鶯色は 納得のゆく味わい 何もかも一元化せずとも 世界はきっと温かい 君と私はこの世で確かに出逢い 言葉を交わした 静かな深呼吸の タイミングの 片隅で

通り雨

雨上がりの窓硝子には 不揃いの水滴 いくらか速めに流れる 綿菓子模様の乱層雲 遠慮がちの太陽が光を一筋 今ここへ まろやかな一言を残して みずいろの小瓶を 懐に押し込めた つるりとした硝子に ほんのりとした体温を覚えて 明日への接続詞とした 君にも伝えたい微かな光 水曜日には 冥王星の言伝を聞く 燃えつくした蝋燭と 風を通した浴衣の 紺色に沈む白蓮 花火は散りゆき 優しく 香炉燻る 冥王星に関して、sakiさんの心に響く記事を紹介させていただきます。 自分では制御できな