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2020年元旦の新聞広告は「逆さ」がヒット?集英社と西武そごうの正月広告が面白い!

2020年元旦の新聞広告ですが、「逆さ」が目立ったのではないでしょうか。集英社と西武そごうの広告を見れば、「なるほど!」と思うはず。

●集英社の新聞広告(元旦)

日経新聞「変革⇄原点」
読売新聞「可能性⇄無限大」
朝日新聞「さく花⇄芽ぐむ」
毎日新聞「才能⇄努力」
産経新聞「未来⇄栄光」

と五誌それぞれに違う種類の新聞広告を出しているのも驚きです。

ちなみに、2019年のテーマは「コドモに進化しよう。進め、好奇心」でした。

●西武そごうの新聞広告(元旦)

大逆転は、起こりうる。
わたしは、その言葉を信じない。
どうせ奇跡なんて起こらない。
それでも人々は無責任に言うだろう。
小さな者でも大きな相手に立ち向かえ。
誰とも違う発想や工夫を駆使して闘え。
今こそ自分を貫くときだ。
しかし、そんな考え方は馬鹿げている。
勝ち目のない勝負はあきらめるのが賢明だ。
わたしはただ、為す術もなく押し込まれる。
土俵際、もはや絶体絶命。

上記の文章を下から上に読むと意味が正反対なるという。絶体絶命からの大逆転だ。

西武そごうは、去年「パイ投げ」広告で炎上しましたが、「さ、ひっくり返そう。」というメッセージ通り、今回の好印象ではないんでしょうか。狙った感じありますね(笑)

●その他の新聞広告(元旦)

集英社と西武そごう以外の元旦新聞広告については、松田広宣さん(@hirocopy)と坪井雄弘さん(@tsubotsubo)がまとめていますので、ご覧いただければです。僕より遥かに優れた考察なので、とても参考になると思います。


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