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都会の高速道路を歩く

東京を走っている高速道路、高架を走っている道路は全部首都高だろ???って思ってたんですが、違うらしいんですよ。

5月の連休はどこも行かぬであろう(予測)、こんなんでも申し込んでおくかと思ったこの東京高速道路を徒歩で歩くイベントに抽選で当たったので参加した。GINZA SKY WALK 2024。東京都と東京高速道路株式会社が主催している。汐留口から歩いて高速道路を歩かせてくれるという。

私は無・免許なのと、住んでいる東京都内でタクシー乗ると言っても仕事で山手線の内側の一部だったり。いや、そもそもここ5ー10年タクシー乗るなんて、旅先でない限りマジでない経験だ。タクシーアプリ?何それ?って感じである。
と言うわけで首都高なんて自分で乗ることはまずないのでよくわかってないのだが、有楽町の現ルミネの通路から見える道路、汐留から京橋の高架は「東京高速道路株式会社、略称KK」が運営しており、それは首都高ではない!と言うのが今回わかったことである。
これが銀座をぐるっと取り囲むように存在していると。俺25年知らなかったわ。
ここは有料区間ではなくて無料で、道路はその下の商業施設の賃貸運営で成立しているのだそうです。コリドー街などです。なるほどー!
そして2035年ごろには新ルートの首都高ができるので道路としてはお役御免になってしまうようで、この高架部分をどうするかが課題なんだとか。「ひと・まち・環境をつなぎ、新たな価値を生み出し続ける、次世代のグリーンインフラとしてKK線を再生します」、、、と、パンフレットには書いてあった。10年後には普通にこの道を銀座として歩けるようになるのだと思われる。

リクルートと静岡新聞が見えます

さてイベントは快晴、汐留から歩いて道路に登る。数メートルおきにやたら多数いるスタッフ(多すぎる感あり。水を飲むよう声を掛け合っていた)を横目に、自動車道路を歩いていくと、銀座7丁目のリクルートビルと黒凸凹が目印の静岡新聞・静岡放送がある急カーブに差し掛かります。ほぼ90度に近い角度で道路は斜め角度になっています。サーキットみたいと盛り上がる車に乗らない我々。そして新幹線が並走してくるので思わず手を振ってしまいます。新幹線ー!

新幹線に手を振る。振ってしまう。

泰明小学校の横まで、新時代のモビリティ試乗だとかハーブのリース作りだとかあるが「新鮮味は、あんまねえな。。。」と素通りして、アイスクリームで強い日差しの疲れを癒してまた90度のカーブを経てあっさり京橋の出口ゴールに着いてしまった。遮るものがほとんどないので直射日光がひたすら暑かった。

この高さから見る有楽町。
2025年夏以降に取り壊しが決まったようです、丸の内TOEIビル。


日差しはきつい

展示でちょっとだけ展示されていた古い写真とかが非常に興味深かったわけです。ここがには何があったのか、っていうともともとは外堀、汐留川、京橋川を埋め立てて作ったわけで、こういった歴史背景や建設ネタでいろいろ展示はできるんじゃないかと思うんですが弱かったですかね。当たり前のことなのかもしれないが。自分らはアプリの「東京時層地図」を見つつあーだこーだ言って遊んできました。
にしても、都のイベント、等間隔に配置されてるスタッフ多すぎじゃねえか・・・な・・・とかコストなど考えてみたりして笑

銀座を囲む道路なので曲がりカーブが直角に近い

最後は京橋の出口を徒歩で降りながら、と改めて道路を歩いたことを噛み締めつつ退出。出口すぐ横の銭湯は当日お休みで残念だった。(銀座のこんなところにも銭湯がある)

その後、新橋近くまで歩いてビールを飲んで帰りました。ビールが美味かったです。


参考にしたもの

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