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ここちの変化

恐らく私の強みは常に「原点回帰」が出来ること、
つまり「あれ。どうして私ってコレやってるんだっけ?」に対する、動機や理由を最初から明確に持つからこそ、何事に対しても継続が可能になるのだと思う。取り組む理由を、自分なりに見出しているから。また、自分の中で常に内省を繰り返し、動機や理由をアップデートし続けていることも大切だと思う。機械的に続けるだけでなく、人間として続けていく上での出会いや感情を織り交ぜて、オリジナルの色を深めていく。

NPOとしての今後の運営を考えていく上で、やはり何よりも重要視したいことは、仲間が心理的安全性を保って活動し続けていける環境作りにある。そのために、(NPOらしい言葉を使うのであれば)組織基盤強化が重要で、それらに精通した他社へ支援を依頼する為には、取り組んでいる活動が何故“営利活動”の家事代行なのではなく“特定非営利活動”の家事代行なのかを他社に文章で説明できるようになる必要がある。そのためにも、勉強をしている。

勉強をしていると、自分がこの仕事を始めた当時からぼんやりと感じていた
「何故、家事代行を続けているのか」
「家事代行が家庭にとって、どのような効果があるのか」
「関与する子どもたちの将来に、どのような可能性を広げられるのか」
これらの根拠が肉付けされていくのを感じている。

私がずっと、なんとなく、でも、確実に

そうだと思っていたからこそ続けてきたこの活動の社会的な意味が、少しずつ言葉や形になっているのを感じている。他者の言葉を借りて、これから私の言葉に変わっていく。長かった。けど、本当にそうだった。登り続けてきた洞窟の、出口の光が先に見えてきた感覚。長かった。でも、本当に出口はあった。そんな希望に胸を躍らせながら。高まっていないで早く心落ち着かせて、もっと勉強をしなくちゃいけないのに。


全ては巡りとタイミング

そんなことを最近よく考える。
もし、家事代行ではなく家庭教師を始めていたら。
「本当にありがとう」と声をかけてくれたあの人と出会っていなかったら。
NPOの設立準備をするよりも前に、協会の会長と出会っていたら。
今の私はここにいなかっただろうとも思う。そして、そるなが生まれていなかったら、これから私たちが取り組もうとしているその先にいる人たち、これから出会うであろう、そのご家庭にいる子どもたちの未来のベクトルも、0.2ミリくらいは違うものになっていたのかもしれない。そんなことを考える。
全ては巡りとタイミング。成すべくして今の私が居て、欲しい未来全てを手に入れるべくこれからも進み続けていく。何故ならば、私の中に明確な指針があるからだ。

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