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episode.1 冒険記 (上) -不動産購入を意識したきっかけ20代サラリーマンが都心マンションを買うまでの記録-

ご無沙汰してます。
episode.0を書いてからだいぶ時間がたってしまいました。

ここ最近、身近な友人や知人の間で不動産購入を検討する相談や声を多々聞くことが増えてきまして、改めて自分の経験から得た知識や知恵を記録に残しておくことが誰かの参考になればと思い、再投稿、開始します。笑

episode.1は、私が"不動産購入を意識したきっかけ"についてです。

きっかけはいくつかあるのですが、今から時を遡ること約3年前。社会人になって数年たち始めたときの頃の事です。

当時、社会人生活と仕事に慣れ、ビジネスの場で活躍できる人になることを目指し、とにかく一生懸命、仕事を第一に生活していました。
がむしゃらに働く日々の中、やりがいと楽しさも感じることが出来ていましたが、やはり疲れはします。そして、仕事の疲れを癒すべく趣味にお金を消費したり、ストレスを発散すべく飲み会にたくさんのお金を使う日々。
頑張りとともに給与も増える一方で、得た収入の使い道を考える余地なく、とにかく好きなことに消費し続けていた日々でした。

また、私は建築物や街が好きで、東京という街を楽しむべく、頻繁に賃貸物件の引っ越しを繰り返し、自由気ままな生活を送っていました。
(多様な顔を持つ東京の様々な街に住むことができて、非常に楽しい経験でした。)

しかし、やがてある程度仕事に慣れ、地に足ついて生活できるようになってきたとき、ふと疑問が浮かんできました。

"頑張って稼いだお金が、全然貯まらない....!!!"

社会人として人生を歩むとともに得たお金が、手元に全く残らない。時間を犠牲にして忙しく働き、社会人としてのスキルは順調にアップしていく一方、私生活に目を向けたとたん、閑散たる状態。
毎月稼いだ給料が、家賃・飲み会などカタチに残らない消費に使われていく。お風呂にお湯を貯めようとしても、肝心の栓が抜けた状態で水がダダ洩れているではないか・・・。

もちろん、様々な場所へ引っ越したり、色々な方たちとお酒の場での交流は楽しいですし、これまでの過ごし方自体を否定したいとは全く思いません。が、今後の人生を考えたときに、このままだと一生過ごし方が変わらないのではないか。と漠然とした不安を抱きました。

このままじゃダメだ!何とかしなくては!

しかし、何をしたら良いものか。
働いている会社は好きですし、給与アップのための転職という考えも当時は思い描いてませんでした。
となると、まず思い浮かぶのは節約

しかし、節約するにも貯金する目的がないので、これまで続いた試しがありません。私は節約してコツコツ貯金することが苦手です。
また、せっかく働いて稼いだお金を、無目的に貯金するために節約するのはなんかいや。せっかくの一度きりの人生、自分の興味ある物事や体験にもお金を使いたい。これはやめたくない

どうしたものか、、、と日々考えあぐねていた時、お金を稼ぐということ、お金を使うということの考え方を根本的に見直すきっかけとなった出会いがありました。
それは、何冊かの本と、諸先輩方、です。※詳しくは別途ご紹介予定

その出会いをきっかけに、たどり着いた考えが「投資」です。稼いだお金を元手に、お金を生み出す。

そうして、数ある投資の手段の一つとして、私が行動に移したのが”不動産を買うこと”です。

※不動産購入の前に、まず最初のチャレンジとして株式投資を始めましたが。投資の手段として、不動産に至ったポイントは次回、ご説明いたします。

不動産と聞くと、「高い買い物」「人生に一度の買い物。将来の人生が見定まってから買うもの」「情報が不透明で胡散臭いと感じる」「なんか怖い」といったように、比較的ネガティブかつ慎重なイメージを持たれる方が多いと思います。私も、最初はそうでした。

しかし!その考え方は改めたほうが良いです!

確かに、慎重に判断しなければならないプレイヤーや物件はあるので、出会った方々の話を鵜呑みにすることは非常に危険です。それは絶対さけるべき。しかし、基本的な知識と正しい判断軸さえ持てれば、誰でも損することなく、良い買い物をすることができます。そんな難しい話ではありません。

私も、不動産購入を検討するまでは、知識ゼロの状態でした。そこで、私は複数の不動産会社さんのセミナーに参加して情報を入手し、また一方では経済紙などの情報から経済動向の視点を収集。とにかく自分の目と耳で一次情報を得ることを意識し、そのうえで、合理的に考え情報の取捨選択を行い、自分の中で価値判断軸を養っていきました
そうすれば自然と、信頼の置ける不動産業界の担当者と巡り合えたりするものです。実際に、私は出会えました。

私が購入したのは、東京都内の中古マンション。投資用マンションを購入するのではなく、自分で住むための物件として購入しました。しかし、ただ住むための家ではなく、”資産性が保てて値下がりしにくい物件”。いわゆる、半住半投としての物件購入です。

オリンピック開催前に購入しましたが、周囲の方々からは、「もう家買うの!?早くない?」「まだ結婚したわけじゃないでしょ?なんで今買うの?」「オリンピック後は値段が下がる。まだ買わないほうが良い」「今値上がりしていて高いから、下がるまで待ったほうがよい」など、当時20代だった私は、買うべきタイミングではないと、否定的な意見を述べる方々が非常に多かったです。

しかし、オリンピック終了後、ふたを開けてみればどうでしょう。都心の不動産価格は下がる気配なく、物件供給数よりも住みたい方達の需要の方が大きく、特に中古不動産市場は底堅い。値上がり続けています。
日頃、生活するなかで噂のように耳に入ってくる情報と、実際起こったことは真逆でした。

しかし、このような予測も、正しく情報収集していれば予測できることです。なんも難しい話じゃありません。

私からすれば、逆に「下がるまで待ち続けるって、いつまで待つの?」「その間、家賃払い続けているほうがもったいなくない?」「下がらない物件買えば良いだけの話ではないか」と考えます。

ということで、結果からお伝えすると、正しい情報を元に自らしっかり考え、信頼できる方との出会いを通じて、真剣に向き合えば、一般的に言われる怖いイメージに陥ることはありません。


すこしお話がそれましたが、以上の経緯が、私が不動産購入を意識したきっかけです。
次回は、「節約してお金を貯めるのではなく、投資しよう」という考えに至ったきっかけと、「半住半投という目的で不動産購入に至った経緯」についてお話していければと思います。

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