見出し画像

セブンのはがき印刷余白サイズ

コンビニ印刷の余白について

セブンイレブンのイラストのポストカード印刷を試してみたんですが、紙質と印刷クオリティはとても良い物の余白が生じてしまいます。元画像データの一部がカットされている状態です。これは他のコンビニでも同じようです。余白なしにするには

  • 印刷所にもっていく

  • 大きく印刷してカットする

  • 全面印刷できるインクジェットプリンタを用いる

などの対応をするのがよさそうですが、それぞれコスト・手間・品質など懸念があるので少数印刷の場合は余白がある事は妥協して、画像データを調整して対応したいと思います。

セブンイレブンの端末操作では、少し小さく印刷する、というオプションがあったのでそれを使えば簡単に画像部分の欠落は起こらないと思いますが、そのオプションを使わずきっちり余白コントロールしたかったので以下はそのための調査と考察です。

画像部分がカットされた印刷(左)とテスト印刷(右)

テスト印刷

テスト用データ

改めて、上のようなデータを用意しました。350dpiで、16dotサイズでの市松模様を配置したものです。先のカラー印刷とこれを印刷して生じた余白を目視及びスキャンして計測し、改めてデータ上で比較します。

余白は4mm

結果、余白サイズは4mmで、モノクロ印刷でもカラー印刷でも同じで、上下左右どの方向でも余白は同じ幅であるようです。2枚を見比べる限りですが、印刷ごとの誤差も生じていません。画像が傾いている事も全くありませんでした。この制度は素晴らしいですね。

350dpiでの余白は55ドット

350piのデータの場合、余白はおおよそ55ドットです。(350*0.4/2.54=55.1181102362)

ほぼぴったり

元データに55ドット四方のガイドを設けて白を塗ってみましたが、ほぼ印刷と同じしあがりになりました。

これで、印刷として乗る部分を調整して、意図通りの印刷データを作る事が出来ます。終わり。

 追記 300dpiでの余白は47ドット

300piのデータの場合、余白はおおよそ47ドットです。(300*0.4/2.54=47.2440944882)

クマ―、クマ―クマ―!