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日本在住女(28)がマルタの企業に転職する話(最終面接)

ついに迎えた最終面接について書きます!



最終面接概要

前回の記事で書いた通り、課題の結果が火曜日に来たので、最終面接はその週の木曜日〜金曜日+翌週の月曜日で出しました。マルタと日本の時差だと面接調整は比較的にしやすく、日本時間の20:00〜24:00はマルタの13:00〜17:00に当たるので仕事終わりに面接を受けることができます🙆‍♀️

日程調整のスピードは早く、金曜日の22:00で確定の連絡がすぐに来ました!週内に完結して、ゆっくり三連休を過ごせることに安堵しつつ、ある意味今週中に私の人生の方向性が改めて決まることに少しの不安と沢山のわくわくを覚えながら準備をしました。

日程調整が完了するとURLと面接官情報が送られてきます。最終面接は自分の配属先のマネージャーとの面接になるので、全て日本語で行われます。そしてそこには見覚えのある名前が…

そうです、Linkedinでコンタクトをとったマネージャーさんの名前がありました!

これは本当に心強かった…
(過去の自分の行動力にも感謝!)

結構ビクビクしてたのですが面接官情報に心を救われ、最後の面接準備に取り掛かります。


面接準備

まず最終面接に当たって心に決めていたことを書き留めておきたい!

多分、今日本にいて、これから海外就労を志すすべての人に対して言えることで、面接を受ける時のちょっとした支えになると思います。

海外生活となると、多くの場面で周りに合わせて文化に適応することがあるはずです。そのような中で、お仕事はありのままの自分に近い方が働きやすいのかなと個人的には考えたりしています。なのでご自身の好みや性格を出していた上で合うかどうかをお互いに見極められる機会になればいいかと考えています。

出典:素敵なマネージャーさん


これはコンタクトをとったマネージャーさんからの企業に応募する前にいただいたメッセージで、読んだ時に私は気持ちがスッと軽くなりました。
母国での転職は生活様式に対するストレスは基本的にないですが、移住するとそうも上手くいかないですよね。だから逆に仕事が逃げ場になる可能性ってあるんだなと…(特に今回のポジションは日本人チームのポジションなのでそれは大いにあり得そうだった。)それも踏まえて面接の時に繕った自分を評価されて、移住して働くってめちゃくちゃ怖いことだなとこの時にすごく思ったのを覚えています。

なので私は海外転職活動の上では、以下の思考を胸に面接を受けることに決めました〜

絶対に自分の価値観や考え方に嘘はつかない!
面接の時もありのままの自分で受ける!
それでダメだったら仕方ない!
繕った自分で挑む方が自分を追い詰めるんだ!

出典:わし

その上での面接準備はすごく楽でした。
というかほぼ面接準備はしなかった。

唯一ちゃんと準備したことは

なぜ自分がこのタイミングで海外就労を志したか
それに伴う覚悟の部分の言語化


ここだけはちゃんとスムーズに伝えられるように準備をしました。これに関しては表現しなれてなくて、頭で思ってることがうまく言葉として出てこないなあと常々思っていたので、自分の気持ちに向き合いながら内容をうまく整理して話せるようにしました。


最終面接本番

ついに迎えた面接本番、わくわくドキドキで落ち着かない1日だったのを覚えています。それも夜の22時からだったのでそわそわタイムは長かったです😂

そして迎えた最終面接!
雰囲気もよくめちゃくちゃ楽しかった!!

面接全体の雰囲気は、とてもカジュアル!
例のマネージャーさんとチームリーダーの方が私の面接官でした。どちらの方も雰囲気がとっても良くて(柔らかさもあり温かさも明るさもある)、コミュニケーションのリズムも合う感じがありました。面接のスタイルは一次に近く、決まった質問をバンバンされるのではなく、対話をしながら深掘りされていく形になりました。

印象的だった質問を書いておくと…

・今の仕事に点数をつけるなら何点?
・前職は日本人向け、現職は外国籍向けにカスタマーサポートをしてるけどその中で感じる違いは?
・オーストラリアの留学で文化の違いに戸惑うことはあった?
・イメージしているキャリアパスは?

他にも雑談ベースで質問を振られたんですが細かく覚えておらず、総合的に見られつつ、確信つく系の質問はこのあたりだったかな〜と思っています。今の仕事に点数つけるなら〜の質問では答え終えた後に、すごく素直だねってフィードバックもらうくらい素直に答えました。

あとこういうこと起こったらどう思う?的な質問もあって、それに対してそんな日もあるかな〜と思いますと素直に答えたら、マルタの血を感じるというフィードバックをもらったのも印象深かったです🤣この時笑ってたんですけど、その後日本人チームで日本人向けのサポートをしていくのにマルタの血を感じるというフィードバックはポジティブな要素か…?!と面接後に悶々としました(笑)

マルタの生活からキャリアのことまでたくさん聞きたいことがあって、先方の優しさとご配慮もあり面接時間を30分延長してもらい、結果的に約90分お話をさせてもらいました。分からなかったことがクリアになったこと、そして面接官お二人の人柄の良さに心打たれ…マルタで働くことはもちろんですが、この人たちと働きたいと思える面接でした。

そしてもう一つ、キャリアパスがめちゃくちゃ魅力的だったことも絶対入りたいと思えたポイントです。私自身がスペシャリストよりもジェネラリストなので色んなポジションにチャレンジしやすくて、実際に別の部署に移られた方がいることはポジティブな情報の一つでした。今回もその異動に付随した人員募集だった経緯も知っていた中ではありましたが、直接説明いただけて志望度はさらに上がりました。


面接結果を待つ

90分間の面接の最後に、来週中には合否問わず必ず連絡しますと話があったため1週間そわそわと過ごしました。

しかし一週間経っても連絡は何もなかった!
(マジマルタ✌️)

金曜日になっても連絡がなかったら月曜日に連絡をしようとは決めていましたが、まさか本当にないとは思わなかったです(笑)え〜〜〜ってなりながらも移住サポートも必要な候補者である自覚もあるため、そのへんの稟議に時間かかってる説であることを祈り、月曜日を待つことにしました。

月曜日終日待とうとも考えたのですが、やっぱり落ち着かないので出勤する時の電車でHR担当者にこんな感じでメールを打ちました。

結果早く教えてメール文面

要約すると一週間以内に結果教えるって言われたけど何も来てないよ!次のプラン考えるためにも状況だけでも教えてください!的な感じです。どんな結果であろうと後回しにされたくなかった&状況を知りたかったので食い気味な内容ではあります(笑)


オファー連絡!

午前9時ごろ問い合わせをし、夕方4時にこちらのメールが来ました!

ゆるい返信メール

先週ほぼオフィスにいなくて連絡できなかったんやで、すまんご(わい訳)という内容と合わせて内定の連絡が無事に来ました〜!!職場のトイレで見て、わーーーいと一人で興奮したことを覚えています。そして秒でずっと心配してくれてた同僚にメッセージをして、正式に決まったマルタ移住に安堵しました。

しかしここですぐにオファー受けます!と実は言えなかったんです!その理由がメールにオファーレターが添付されていなくて、なぜかビザ申請用の健康診断の申込書(それも誰かの名前が既に入ってる)のみが添付されていたからです!

すぐに返信で承諾する気満々だけどオファーの詳細分からんからレターくれんか?と連絡したところ、添付資料間違えたんご、ごめんやで!と連絡が来てオファーレターがもらえました🤣オファーレターの添付ミスは前代未聞でマジマルタ✌️を最後の最後まで感じました(笑)


☟オファーレター以降のことは次の記事で!☟

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