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日本在住女(28)がマルタの企業に転職する話(応募前)

先日マルタの企業から無事にオファーをもらい転職活動を終えたので、自分自身の記録用+日本からマルタでの就労を目指す方の参考になればという思いで備忘録として記録していきます。


わしのスペック

95年早生まれ(28)
経験社数:2社(教育系本社勤務、人材系)
大学は外語系
TOEICは850〜900の間をうろうろ
英検は2級です()

海外経験としては、学生時代に1年間オーストラリアに留学してました。帰国後に新卒で入社した会社は普通の日系企業で英語もほぼ使わず、現職では読み書きで毎日使用する程度でそこまでバリバリ英語を使用してたバックグラウンドはありません。


マルタとの出会い

約半年前に5年勤めた会社を退職して現職に就きましたが、仕事が楽しくない!ナニコレ!組織の肌感合わなすぎる!となったことが全ての始まりです。

見切り早くない?と言われようが私の人生なのでこの時間が勿体無い!という思いで最初は某大手転職サイトRやビーーーーチに登録して、一応カウンセリングを受けたりしましたがこれでいいのかな〜という思いで1ヶ月半ほど求人は見るけど応募はせずな毎日を過ごしてました。

モヤモヤの正体も分からずまま、しかしこの会社に長くいる気はサラサラない…のような状態でいた時に「フィンランドと日本がワーホリ協定を結んだ」という知らせが8月頃に舞い込みました。学生の頃から北欧へ憧れはあったのでこれは神のお告げではないか?!という思いで調べていき、最初は行く気満々でしたが、仕事が見つからないのではという不安に駆られ一度冷静になるために距離を置きました…(ワーホリ選択してる人の根性マジすごいと痛感した)

その時にフィンランドに日本から応募できる仕事ってあるのかな〜と思って調べ始めたのが海外就労を検討し始めた最初の一歩です。フィンランドでその条件で引っかかったのは当時は一件だけで、ヨーロッパ広域に範囲を広げたらそれなりに数は出てきた記憶があります。そしてその中で異様な輝きを放ってたのが
マルタ iGaming でした!

ナニコレ!怪しすぎる!が第一印象だった。


マルタについて調べてみた

・英語が公用語の1つ
・治安がいい
・食べ物も超特殊な感じじゃない
・EU圏内(ヨーロッパ旅行行きやすい!)
・地中海(なんかイケてる)

この時初めてマルタという国を知りましたが環境的には悪くなさそうという印象を抱きました。留学拠点としても人気のようで日本人が超少数でないことも安心材料の一つ。また"マルタ 留学"や"マルタ 就労"みたいなワードで検索をかけるとブログやTwitter(X)でも情報がたくさん出てきたことも後押しになりました。(特にTwitter(X)はポジティブなことはもちろん、ネガティブなことも書かれててすごく参考になった!)


iGamingを調べる

マルタを生活拠点にすることが問題なさそうだったので真剣に仕事を探すことにしました。

仕事のサーチは基本的に
"Malta Japanese job"でGoogle検索
Google検索をするとこんな感じで求人が出てくるのですが、求人掲載スタート日などでソートをかけて検索もできる+色んなサイト(提供元)の情報をまとめて載せてくれているのでめちゃくちゃ便利!ここを毎日のように見て、どんな求人があるかチェックしてました。

そこで分かったことはマルタの仕事の98%は、iGamingのお仕事関係!ディーラー、コンテンツリード、法務やカスタマーサポートなどポジションは違うけど、iGamingの会社やそこを紹介するエージェントが募集を出していました。

しかし大前提として、まずiGamingってなんぞやという人も多いはず(私もその1人だった)

iGamingは、インターネットを介して提供されるギャンブル関連の活動全般を指す用語です。これにはオンラインカジノゲーム、スポーツベッティング、ポーカー、ビンゴ、スロットマシン、仮想スポーツ、eスポーツなどが含まれます。iGamingは、モバイルデバイスやコンピューターを使用して、世界中のプレイヤーがリアルマネーでギャンブルを楽しむことができる、急速に成長する産業の一部です。

相棒のChatGPTより引用

そうです、ギャンブル関連です。

そしてその中のオンライン部門を担うのがこのiGaming業界なのです。ヒッ…て思う人もいるかと思いますが、日本にあるパチンコや競馬と何ら変わらない世界だと思います。そして何より日本でなかなか経験できなそうな業界!どうせ海外行くなら経験できない業界で働きたいという思いもあったので、もはやラッキーぐらいの勢いで私は捉えました!

iGaming業界も自分的には大丈夫そうだったので、次は応募できそうな業種を探しになります。
前述した通り色々種類はありますが、経験を鑑みると私が挑戦できそうなのはオンラインカジノのディーラーかカスタマーサポートの2つ。でも人の目に晒されるディーラーは絶対やりたくなかったので、日本での経験も生かせるカスタマーサポート一本にすぐに的を絞って仕事を探しました。

当時は恐らくエージェントも含めて5社ほど日本人向けのカスタマーサポートを募集している企業があったと思います。その時に手当たり次第に応募も考えましたが、初海外就労なので慎重になろうと思い、どこに応募するかの基準として、私は以下の4つのポイントを設定しました。

①ビザサポートがあるか
言わずもがなマスト条件です。

②リロケーションパッケージがあるか
渡航費や部屋探し期間のホテル代負担、
または会社が用意した寮での生活保障です。
€円のレートを見たら問答無用でマスト条件…

③企業として安定しているか

日本と比較して倒産やレイオフのリスクは大きいのは承知してますが、それでもリスクが低いに越したことはない!ここは自分の中での一定の基準をクリアしてればOKでしたが、実際会社規模が小さめだったり扱ってるプロダクトがマイナーそうなとこは最初は控えました。

④キャリアをしっかり形成できるか
チャンスがあればいろんな職域で働いてみたいという思いもあったので、欲張って入れてみた条件。難しければ自分でどうにでもできると思いつつも、頭の片隅には入れて仕事を探しました。


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