ルーティンを見直すルーティン
繰り返し発生するタスクは「自動化」するか「アウトソース」するか「ルーティン化」することで、時間を有効に使えるようになります。
なかでも「ルーティン化」する場合、自分でそのタスクを繰り返しているうちに習慣になることがあります。あまりアタマを使わなくてもできるようになる。
習慣には良いイメージがありますが、それは無思考なままルーティンを続けてしまう原因でもあります。環境や状況が変わって不要なタスクになっていてもそれに気がつかないで習慣で続けてしまう。時間を生むはずのルーティン化が時間をムダにする原因にもなるのです。
人間の脳の現状維持バイアスもこれに加担しています。一度身につけたライフスタイルを変更するのはストレスなので、避けようとしてしまいがちです。脳は変化によって生存確率が変動することをリスクと捉えますから。
だから、ルーティンを見直して不要なルーティンを停止するというルーティンが必要になります。無思考でできるようになった習慣をあえて思考の対象にする、というルーティンです。
わたしはあるツールで自分のルーティンのリストを管理していますが、そのなかには実際に「ルーティンを見直す」というルーティンが存在していて、1ヶ月おきにリマインドされるようになっています。
何事も、始めるだけじゃなく、やめるときが来る。習慣という名の惰性で続けてしまわないためにも、やめるための仕掛けをセットにして始めたいものですね。
やめることができるからこそ、あたらしいことに取り組める時間が増える。
なにかを始めるのが難しいとき、実は今やっていることをやめることが先なのかもしれません。
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