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TOEIC ペーパー試験とオンライン試験を比べてみた

こんにちは、クロエです。

今日は、先日受けてきたTOEICのペーパー試験(公開テスト)とオンライン試験(IPテスト)のスコアがでたので、受験した感想をお伝えします。

TOEIC IPテストにオンライン試験があることはご存知ですか?
この試験は団体受験のみ可能なため、個人で申し込むことはできませんが、大学の授業などで、これから受験しなければならず不安な方もいらっしゃるはず。

まだあまりインターネットにも情報がない方式ですので、少しでも参考になればと思います。
※この記事では英語の学力そのものではなく、受験環境や問題形式にフォーカスします。

TOEICのオンライン試験の概要

オンラインIPテストについては、こちらのサイトに詳しく掲載されています。(2020.12.10現在)

中でも、注目すべきポイントは試験時間と試験形式だと思います。
試験時間は1時間に短縮され、Unit2はUnit1の結果によって個人のレベルにあった問題が出題されるようになりました。

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筆者の受験結果

<ペーパー試験(公開テスト)> 11月15日受験

公開

<オンライン試験(IPテスト)> 11月21日受験

オンライン

受験日の間隔は約1週間(かつ、その間はあまり勉強しなかった)なので、英語力はほぼ同じ状態で受験しました。
結果は、以下の通りです。

ペーパー 885点 / オンライン 865点

点数の差は20点のみでした。
それぞれのセクションの感想を以下にまとめていきます。

リスニングパートのちがい

それぞれのメリット以下の通りです。

<ペーパー>
・問題文の早読みが可能

<オンライン>
・音量の調整が簡単
・試験時間が短いため集中を保ちやすい

リスニングはちがいが大きいです。
テスト会場によって、聞こえづらい席などあると思うので、PCが簡単に音量が調節できるのはとても有り難いです!
ただ、1問ずつ画面に表示されるので、問題文の早読みが出来ません。
私は、練習し慣れているペーパーテスト方式の方が、解きやすく感じました。

リーディングパートのちがい

それぞれのメリットは以下の通りです。

<ペーパー>
・同じ形式の問題をまとめて解くことができる
・長文でも見開きページで、資料を全て読むことができる

<オンライン>
・問題数が少ないため、タイムキーピングをしやすい
・    〃     、集中力も保ちやすい

リーディングについては、オンラインの方が解きやすかった印象ですが、Unit Twoで難易度が上がり解きづらい問題が続くと目が疲れてきました。
ちなみに、求められる読解スピードはほぼ同じに感じました。

スコアの発表期間のちがい

<ペーパー>
試験日から15日ほどでオンラインでのスコア発表
→試験日から30日以内に、公式認定証の送付

<オンライン>
テスト後すぐにスコアの表示
→後日(1週間ほどのち)PDFのスコアレポートの送付

結果発表については、断然オンラインの方が良いですね!
IPテストは留学などの手続きに使うことができませんが、
履歴書に書くことはできるので、就活活動など急いでスコアが欲しい大学生には大きなメリットだと思います。

今後オンラインテストを受験される方へ

結論として、私はテストの難易度はオンラインの方が難しく感じましたが、スコアには、ほぼ違いがありませんでした。

これから受験される方は、今までペーパーテスト対策しか行なっていない方がほとんどだと思いますので、「リスニングの先読みをしない」練習をしてみるのは良さそうです。
(反対に言うと、それ以外の対策はそこまでスコアに差は生じないかと感じました。)

まとめ

この記事を1つのサンプルとして、読んでいただければ幸いです。
ちなみに、オンラインテストは問題数が少ない分、分からなかった時に、
「これで何点下がるんだろ〜」というダメージは強かったです笑

個人的には、目標の900点を達成できなかったので、またTOEICに挑戦しようと思います!

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