アメイジング・スパイダーマン2
https://www.youtube.com/watch?v=8QcqfUKwc2U
予告編はアクション満載な感じですが、全体の比重としてはむしろ主人公パーカー(アンドリュー・ガーフィールド)の葛藤が六割といった感があります。とはいえ、アクションシーンも前作よりも洗練されており派手な映像を好む方も満足できるはず。
今回のヴィランは電気人間エレクトロと、いきなり登場したパーカーの古くからの親友ハリー・オズボーンが変身するグリーンゴブリン。
グリーンゴブリンはよほど人気キャラなんでしょうか。サム・ライミ版でもウィレム・デフォーが演じていましたね。
前作で、クモにかまれてパーカーはスパイダーマンになった。同じくクモの毒を注射した博士はトカゲ人間になってしまった。なぜ、自分は大丈夫で、博士は大丈夫ではなかったのか。本作はパーカーが両親が残した研究データにアクセスするまでの葛藤が中心となります。その中に、家族とはなんなのか、という問いかけや、愛する人を失うことへの不安などが織り込まれます。
このシリーズはアクション映画でありながら、等身大の人間ドラマとしてよくできています。これは、主役のアンドリュー・ガーフィールドの演技力によるものが大きいと思います。実際、彼はスコセッシ監督「沈黙」でも日本に布教しにやってくる神父役を演じていたところからも、実力があるのだと思います。
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