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ミルの自由論

1859年の著作。1867年にマルクス資本論が書かれていることを考えると社会的な状況はさほど違いがないのではないか。同じイギリスだし。
ミルが描く世界はマルクスが見ている世界ほど絶望的ではないようだ。

自由に生きる社会をつくることで個性を育んでいけると言う。でも好き勝手に振る舞うということでは無い。
愚民が、愚かな政治を行う。愚民が増えれば世の中はダメになってしまう。だから、個性的な人材を増やす。そうすることによって世の中が良くなると言うのだ。つまり、個性の育つ世の中を作る必要がある。

ミルの言うこと
マルクスが不自由な世界を見て、資本論を書いたことを考えると、ミルはどの世界を見てこの本を書いたのだろう。

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