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地上より永遠に

監督はフレッド・ジンネマン。

モンゴメリー・クリフトが演じるプルーイットがホノルルにある陸軍に異動してくるところから物語がはじまる。
彼はラッパの名手でボクシングも強い。
ボクシングに力を入れている大尉からボクシング部への入部を誘われるが、断る。以前、親友を失明させたことがトラウマになっているのだ。
しかし上司たちは彼にボクシングをさせたい。頑なに拒むプルーイットは、いじめにあう。
このいじめが現代にも通ずる陰湿さで、スター俳優が続々と登場する本作において、妙なリアリティを醸し出している。

プルーイットはいじめられながらも、たまに外出許可が降りる。そして、クラブの女(ドナ・リード)と恋に落ちる。
一方、曹長(バート・ランカスター)は演じる大尉の妻(デブラ・カー)にアプローチをする。

この映画の面白いところは2組の恋愛模様が描かれるがどちらもうまくいかないこと。まるで、国粋主義者のための映画のようだ。愛は、国家への愛にはかなわないのか。

日本軍の真珠湾攻撃という見せ場はあるものの、あまり派手さはない作品だ。しかし、バート・ランカスターやフランク・シナトラといったスターの登場により、大作感が出ている。名作と言われるだけの事はある。


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