見出し画像

見たいものだけ見てた

ビルの谷間から光がこぼれていた。
ぼくらは思わず足をとめた。
きっと、そんなものは珍しくもないのだ。だけど、ぼくらはそういうものをスルーするようになってだいぶたつ。
見たいものしか見なくなっていたと、ぼくらは気づいて、お互いに苦笑いした。

サポートいただくと、よりよいクリエイティブにつながります!