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能動的映画レビュー

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映画をただ観るだけでなく、能動的に観る。 参考になればうれしいです。
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#恋愛

「太陽の下の18才」(1963年)

1963年のイタリアは「奇跡の経済」と呼ばれた高度経済成長の時期だった。 本作はそんな状況が…

「アステロイド・シティ」(2023年)

これはよかった。 本作は製作費35 億円、興行収入76 億円。ウェス・アンダーソン作品としては…

「エイリアン:コヴェナント」(2017年)

基本的な構造は前作「プロメテウス」(2012年)と同じ。 ・宇宙船がとある星に探査にいく(ミ…

「わたしの叔父さん」(2019年)

フラレ・ピーダセンというデンマークの監督の作品。 第32回東京国際映画祭で東京グランプリと…

「ザ・バットマン」(2022年)

これはすばらしかった。 位置づけとしては「バットマン」というよりはポランスキーの「チャイ…

「俺の過ち」(2023年)

ラノベ風というか、まったく深みのない映画ではあるのだが、その場の楽しさだけに振り切ってい…

タイピスト!

おしゃれで、わかりやすくて、ハッピーエンドのフランス映画。ちょっとつけくわえるなら、出演している俳優はよく知らない。 タイピングの大会と恋愛を合体させて映画にする。ユニークなアイデアです。映像も凝っていて、センスがいい。主演女優も田舎から出てきた感じで、垢抜けない。だんだん洗練されていく気がするけれど、ふっくらした顔立ちだからなのか、あまり洗練された感じがしない(笑)。 画面は華やかなんだけど、映画全体としては地味。楽しい、いい映画なんだけど、めちゃくちゃ人に勧めたいかと

ドニー・ダーコ

傑作。 想像力が現実に打ち勝つという驚異的なメッセージ。 ジェイク・ギレンホールが頭のおか…