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能動的映画レビュー

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映画をただ観るだけでなく、能動的に観る。 参考になればうれしいです。
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2024年2月の記事一覧

「ナイトメア・アリー」(2021年)

なかなかよかった。 ギレルモ・デル・トロ監督作品だが超常現象やクリーチャーが登場しない。…

「キングスマン:ファースト・エージェント」(2021年)

なかなかよかった。 キングスマンという組織がいかにして成立したか、という物語。 冒頭で、…

「キングスマン:ゴールデン・サークル」(2017年)

楽しい映画ではあったが、前作ほどのインパクトはなかった。 内容としては、 前作で立派なキ…

「アリータ:バトル・エンジェル」(2019年)

B級SFになりそうな素材を一流の制作陣や俳優の能力によって、かなりのクオリティにまで引き上…

「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」(2023年)

これはすばらしかった。 前作でアニメの最先端を体感させてくれたが、今回は自らそれを上書き…

「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART 2」(2011年)

いよいよ最終話となる。 ハリーポッターとヴォルデモート卿の最終決戦は、ホグワーツ魔法魔術…

『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1』(2010年)

なかなかよい作品だった。 「賢者の石」では子ども向けのファンタジー映画っぽさがあったが、徐々におとな向けのダークファンタジーになっていった。 「死の秘宝」は、そのダークな路線を引き継いではいるものの、中盤の複雑な展開ではなく、「ハリーとヴォルデモート卿の最終決戦」というわかりやすい題材で進んでいく。 PART1ではヴォルデモート卿の魂の一部を封じ込めた分霊箱を発見して破壊するというミッションがメインになる。 その反面、ヴォルデモート卿の側でもハリー・ポッターを殺害するために