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プライムニュース 8/12 国民民主党玉木代表出演パート 書き起こし(後編)

反町
「連合に対する根回しが足りなかったと言う話があります。神津会長も分党をニュースで知った、驚いたとお話になってますよ。この重要な政治判断を最大の支持母体である連合に対して事前に根回しなしと言うのはここはどうなんですか?」

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玉木
「あのー、ここはちょっと申し訳なかったと思っていますが、ただ4時間の議論の中で、そもそも否決になるんじゃないかということ自体が非常に…、ま、私にとっても驚きで、その、ここで役員会でも否決されてしまったら、はっきり言って6:3でしたから、決を採ればその瞬間に否決でした」

反町
「じゃ、玉木さんは役員会に至る前まではここまで来たんだからみんな賛成してくれるんじゃないかと思った?」


玉木
「いや、私もね、午前中に、文書でその、様々な決められたことを見せられたんですが、まぁ、幹事長に対してこれだと私もなかなか納得できないと」

反町
「あ、ダメだったと?」

玉木
「ん、と、言う中で、特に消費税の減税についてはですね、今の経済状況の中で私はやるべきだと、ま、ドイツもイギリスもやってますから。どうやって消費を上げていくかという大事なツールだと。で、これをひとつの旗頭に野党が結集したら、ものすごい今の自民党に対するインパクトになるので、これをぜひ合意できないかということだったんですが、党首会談も行われなかった。だから、いずれにしても、そういう政策の合致がなかなか見いだせなかったということでですね、非常にまぁ、そういう意味では理解、…ん、あの、納得できないというところが多いまま役員会も同じようにですね、中には私以上にこれじゃだめだと言う人もいて、で、結果、採決を採れば否決されるような状況の中で、なんとか、合流したい人ができるような道を残せないかと言う中で、ま、分党と言う提案とセットでその条件を了承するということを提案して、ご理解を頂いたと言うことです」

反町
「今後の動きなんですけどね、こういう形で…その…、物別れとは言いませんけどね、

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こういう二股になってしまった状況で今後の政局ですとか、選挙ですとか、そういった問題が浮上する中で政策連携と言うところで、これまでの国民民主党と立憲民主党のような関係がありうるのか?ないしは前原さんがね、維新との勉強会をやってらっしゃいますよ。そういう維新との連携、ないしは接近というものが、政策的にその他もろもろ政治状況に於いて維新とも接近と言う可能性はあるのかどうか?維新とは色んな意味において、新国民民主党は維新との親和性が高まるのではないかとそう思うんですが、そこはいかがですか?」

玉木
「あのね、何をするかとだと思うんです。で、私は今、何をおいてもコロナ対策です。この、感染拡大と経済の再生の両立を図っていかないと日本は大変なことになってしまうと思っていて、そのことにおいてはですね、どの党だろうが、政府だろうが、与党だろうが、やっぱり協力できるところは協力してひとつひとつ解決していかなければならないと思う。で、現に今、政府野党連絡協議会と言う枠組みができて、政府や与党とも我々野党は協議する場を持ってますから、その、何を為すか、どうやってこのコロナの感染拡大を抑えるのかというところに全力を傾けたいと思っています」

反町
「そういう意味ではまだこれから維新とも積極的に話をしていくと言う素地は、まだこれから広がると言う、まぁ、これ、前原さんも居ますから、そういう意味なんでしょうね」

玉木
「あの、4月28日に出した家賃の支援法案は珍しく維新とも出しましたので」

反町
「珍しく(笑)」

玉木
「はい、珍しく出しましたので(笑)、ただ、中身に於いて一致できるところは一致させてですね、ひとつでも政策実現を図っていくと言うのが、今の国民に対する責任だと思います」

反町
「改革中道政党と言うときにですね、与党野党というときに、維新の皆さんは自分達のことを多少その、コミカルな意味も含めてゆ党と、その、やとよの間でゆ党だと言いますよ。目指すのはそこですか?」

玉木
「いや、そうじゃないですよ」

反町
「じゃ、やっぱり野党なんですか?」

玉木
「与党を目指す野党です」

反町
「それをゆ党と言うんですよ、維新は」

玉木
「そんなことないですよ」

反町
「違うんですか?」

玉木
「やっぱり、今の安倍政権だとダメだし、自民党もこの7、8年政権を担って劣化してますよ」

反町
「なるほど」

玉木
「だから常に国民に対して自民党に代わるオルタナティブを示していく、それは内政においても、外交においても示していくことがですね、私は健全な民主主義だと思いますし、それが熟議を生むし、ある種の緊張感と政策を巡るいい意味での競争を生むと思いますので、常に我々は自民党に代わって、政権を担える責任を負えるそういう政党を目指したいと思います」

反町
「お金の話も最後に一問うかがわせてください。これ、2018年の収支報告書なんですけど、よく国民民主党の財布…」

(フリップ)

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玉木
「あ、そんなにないです」

反町
「もうそんなにない?半分くらい?」

玉木
「もう参議院選挙とか統一地方選挙とかやったので、今、確か50億くらい…」

反町
「まぁ、でも、50億ある。立憲民主党は…」

玉木
「もうちょっと増えてる!」

反町
「これより政党助成金も足されたので多少あるかもしれない。よくこれ、国民民主党の財布を狙った話じゃないかって悪口言う人は言う人もいるんですけど、そういう中でね、あの、例えば、政党を解党した場合にね、これ、今なくなっちゃいましたけど、みんなの党って政党があった時には、…あのときいくら?8億か9億くらい残っていたのかな?それ、全部、国庫に返納しましたよ。で、国庫に返納して至誠を示して、さあ我々は解党しました国庫に全金全額返納してそれで頑張りますと言って、その後みんなの党の皆さん大変苦労はされたんだけど、そういう判断と言うのは、僕は玉木さんに金を国庫に返納しろとはとても言えませんけど、選挙政治はお金かかるのは分かっていますが、そういう選択肢というのは頭に浮かんだことはありますか?」

玉木
「いや、それはあります」

反町
「ある?」

玉木
「だから、いずれにしても法律に基づいて処理することが必要だと思ってますので、ただ、国民の皆さんから見てですね、わかりやすいものにしなければいけないなと。ただやっぱり、繰り返しになりますけど、政策理念が明確であって、これをやるから新しい党を作る。で、それが合法的に金が引き継げるんだったら、このために資金も必要だし活動も必要だってことだったらわかりやすいので、だからこそ、明確なですね、旗を立てる。国民にとって意味のある政策をですね、しっかり示すということが責任だと思います」


反町
「なるほど。いかがですか?真田さん?」

真田
「そうですね、あの、私、お話伺ってですね、その理念が合わないから分かれる。それは納得のいくところです。だけれども、やっぱり今まで、国民に対してこれだけ支持率が低いと言うのはおっしゃられている理念とかヴィジョンがきちんと国民に伝わってないんだと思うんですよ。ですからそこのてんはしっかり今回ですね、むしろ判官びいきというのもあるじゃないですか。日本人は。それをぜひ、それを強く語っていただきたいなと思います」

反町
「いかがですか?」

真田
(「私、わかんないですけどね」)

玉木
「あの、今回、こういうことがあったことで国民民主党と言う政党があるんだと、そこがおっしゃる通り改革中道を掲げているんだと初めて知ったと言う方もいらっしゃるんで…」

反町
「まぁ、そうでしょうね」

玉木
「まぁ、ある意味そのことで、改革中道が守れないから分党なんだということは、あぁ改革中道を主張しているんだとか、あるいは消費減税をやっぱりこの…あの…我々時限ですけどね、ドイツやイギリスみたいに、そういったことを主張しているんだと初めて分かったと言う方もいらっしゃるんで、先生からご指摘いただいたようにしっかりとアピールしていきたいと思います」

反町
「はい」

竹内
「では、玉木さんの出演はここまでとなります。ありがとうございました」

反町・玉木
「ありがとうございました」

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