見出し画像

『現代短歌新聞』2020年1月号

①「川野里子氏に聞く」〈この同時代のなかで人間がどう死のうとしているのか、それはひっくり返せばどう生きようとしているのかということでもあって…〉根源的な問い。

②「川野里子氏に聞く」〈大過去、近過去、一瞬前の過去を振り返る意識の連続が書くということ…〉言いたいことは分かるが、大過去は英語の、近過去はイタリア語の文法用語。日本語の時制の説明に他言語の時制用語を使うのは賛成できない。これは川野だけではないけれど。

③三枝昻之「回顧と展望」〈自分の尺度をはみ出す動きとどう向き合うか(・・・)前衛短歌を切り捨てた木俣(修)と同じ場所に立たされた自分がいることを感じる。〉これを書くのは非常に勇気が要ることだと思う。私自身も思い当るから。

2020.1.20.~21.Twitterより編集再掲