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『短歌研究』2019年12月号 短歌研究年鑑(2020年版)

①「2019年歌壇展望座談会」この座談会、ここ数年、メンバーが全く変わってない。少しずつメンバーを変えるかゲストを加えるか、など違う視点を混ぜてほしい。

②「座談会」佐佐木幸綱〈昔の歌枕みたいだね。昔は土地・地名で共有の話題を持ったわけだけれども、ここでは固有名詞、人物名で、ああ、おれも知ってるという記憶を共有する…。〉よく分かるが、やはり歌枕は地名でないと落ち着きが悪い。新しい用語が必要だろう。

③「座談会」小島ゆかり発言より〈碧海(へきかい)にコンクリートを流し込み儒艮(じゅごん)の墓を建てる辺野古に 昭和薬科大附属高校チーム(沖縄)〉短歌甲子園での最優秀作品賞。題詠「流」。いい歌と思う。同時に高校生がこの歌を詠む社会の一員に自分がいることを思う。

2019.12.24.~26.Twitterより編集再掲