2022年5月19日の読売新聞より
「落合直文 再び注目」「現代センスに通じる短歌 生誕160年」
(松本由佳)〈「砂の上にわが恋人の名をかけば波のよせきてかげもとどめず」。ポップスの歌詞を思わせるこの短歌が120年前の作品と聞けば驚かされる。〉〈恋人という言葉が短歌に登場したのは初とされ、指輪や写真、天文など、西洋流入の文化も巧みに詠み込まれる。〉とても充実した記事。吉川宏志の、直文短歌の概説も良い。若者を育てたというが直文自身、享年42歳は充分若い。
関連書籍のシブい選びが好き。 『定本落合直文総合歌集』『萩之家歌集』『跫音を聴く』(三枝昻之)、角川『短歌』。
2022.5.19.Twitterより編集再掲