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読むだけお茶のお稽古

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読んでいるだけでお茶のことあれこれわかるように! スキマ時間に読むだけでOKのお茶のお稽古^^
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#思い出

北野天満宮での巫女さんのアルバイト その2

引き続き北野天満宮での巫女さんのアルバイトのお話をしましょう。 季節は進み、お正月になり…

蹲踞で筋トレ?

今日は蹲踞の話をしましょう。 蹲踞(または蹲)はツクバイと読み、手水鉢(ちょうずばち)の…

相伝式の日のこと

今日は「相伝式(そうでんしき)」の日のことをお話しましょう。 「相伝式」先生からうかがっ…

表千家同門会 同門1月号 『千宗旦宗匠のことば』より

陽春を迎えて 「初釜の床には結び柳を飾ります。結び柳は、 『旅立つ人を見送るとき、柳の枝を…

表千家同門会 同門1月号 『きよらかな茶の楽しみ』より

喫茶去(きっさこ) 「禅語に『喫茶去』という言葉があります。『去』は意味を強める助辞なの…

表千家のお免状

今日はお免状のお話を先生にうかがった時のことをお話しましょう。 お稽古を始めた当初はお免…

花びら餅はお雑煮だった?

今日は花びら餅のことをお話しましょう。 少し前に花びら餅を頂く機会があったのですが、年末から1月にかけて和菓子屋さんに並ぶ、白くてふっくらとしたカタチのお菓子『花びら餅』。この花びら餅というのは平たくしたお餅が奥から手前に向かって二つ折りになっていて、半月型をしています。そして、その白いお餅からは左右にゴボウが突き出ているのです。 花びら餅は『花弁餅』『花片餅』とも書くようですが、お餅の中には味噌餡が入っていて、甘みのなかに塩味も感じられ、とても奥行きのある味わいのお菓子

年に一度のお楽しみ

今日はお稽古場で「年に一度のお楽しみ」と言われていたことについてお話しましょう。 お茶の…

その背中どうしたん❓

先日、出先で着物姿の方をお見かけしました。白っぽい帯が目に飛び込んできました。ワタシが白…

お茶のお稽古の持ち物〈②お点前さん〉

今日はワタシがお茶のお稽古の時の持って行く物、お点前をする場合についてお話ししましょう。…

道明寺じゃない桜餅の名前を聞いた日のこと

桜の咲き具合について耳にする機会が増えてきました。今日は桜餅についてお話ししましょう。 …

一度だけ先生に叱られた日のこと

お茶の先生に叱られたことが1度だけあります。 お茶会のお手伝いにうかがうようになって数年…

京都人でも知らない「ちまきには2種類ある」

今日は7月31日。7月、1ヶ月に渡って行われてきた祇園祭の最終日です。今日は祇園祭のちまきの…

床の間でのお辞儀、何にお辞儀しているの❓

今日は床の間でお辞儀をする時、一体何にお辞儀をしているのか、先生にうかがたった日のことをお話ししましょう。 お稽古場ではお客さんの役割をする時にはお茶室に入るとそのまま床の間の前へ進み拝見をしていました。 床の間の前でお辞儀をして掛け物を拝見。次にお花の方を向いて拝見して、再び掛け物の方を向いてお辞儀。 まだ中学生だったワタシにこの手順は「お床の拝見」としてセットになって刷り込まれました。 ある時、お稽古でお席入している時に一緒に入っていたお稽古仲間とこれは何にお辞儀