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ひとりキナリ杯反省会

初めてのnote投稿だった。
つまり、私のnoteバージンはキナリ杯に捧げたのである。

結果……  とても良かった。

下手な日常の日記10個の投稿するより、得るものが多かった気がする。
まぁ、受賞できなかったのはやっぱり悔しいけど。

と前書きはこのくらいで……
反省会と銘打ったからには反省を始めます!

その1 まずnoteの形式に慣れてない!

とりあえず、これだよね。
『面白い文章を』というキナリ杯の要項を正直私は舐めてました!
ごめんなさい!でも真剣に書いたのは本当だよ!

でもさ、バナー(?)にくる写真とか画像とか何も考えてなかった……。
受賞者のみなさんの手書きのイラストや、
タイトルの入ったものを見て、やっぱりそこから違うよな……と。
それでも一応、話に合わせてお尻の画像は選んだつもり。

そして!肝心の中身!
(そういう縛りはないけど)給付金の10万円に関することで
ここ最近一番笑って話せる話と言えば、私の場合  だった。
この題材を選んだことを後悔はしてない。

イイネをくれた全員がそうではないと思うが、
きっと何人かは痔の経験者なのでは…?
そう思うくらい、予想外にイイネをもらえたことが嬉しかった。
むしろ反省ではなく、この題材を選んで喜びたいところだ。

私が舐めていたのは、文章の見え方だ。
(的外れだよって意見もあるかもだけど……)
相手がどんな媒体で見るのか分からない。
スマホかもしれないし、PCかもしれない。
だとすれば、もっと見やすいレイアウトがあったかもしれない。
人だって第一印象は大事だ。
パッと見て生理的に無理だな、と思われたら復旧は絶望的なのだ。

キナリ杯も閉会式を終えた今更になって、
ふと過ぎったのはネットで読むえっちな小説だ。
正直、本番の始まりが遅いとざーっと読み飛ばしてしまう。
なぜなら……

とにかくジャンクにエロいものを摂取したい時もあるのだ!
そんな時、スクロールしていって、ハッと目に留まるもの!
そう、喘ぎ声だ!

「ゃ…っ、んぁ!」

みたいなものを見ると指の動きは止まる。
今、何となくでこれを読んでた人は、きっと今指を止めたはず……!
(え、違う?ごめん……)

そしてその箇所からじっくりと読み始める。
もしかして、こういうのすごく大事なのでは?(人によるのでは?)

そういう戦略を怠った。
それが反省点の1つだ。

というわけで、これは少し意識して書いてるのですが、いかがでしょう?


その2 話を詰め込み過ぎた

おそらく2年半分くらいの私の痔に対する想いをまとめきれなかった……。
結果、本当に言いたいことがブレてしまっていたような気がする。
(正直、舞台の話とかいらなかったのでは……とかね)
(でも、本当にショックだったからさ……)

いつか痔について、何かしらで形に残したい気持ちはあった。
日記には記しているが、できれば人の目に曝せる形で。
そんな時に見つけたキナリ杯だったから、もうこれしかない!と思った。

だから、今回の投稿で痔に対する想いは昇華されたと思う。
それは間違いない。

たくさん詰め込んで、3度の痔の話もできたし、
好きな舞台の話も、大好きな彼氏の話もできた。

それがいけなかった気がする……。
いや、それを説明するための単語を選ぶ能力や構成力が足りなかった……。

ダイエット賞、というものがあるくらいだ。
文章は長ければ長いほどいい、というものでもない。
むしろ、私だってそんなに長文を読むのが得意なわけじゃない。
(と言いながら、この記事ももう結構書いてるな……)

短くて意味が伝わって面白いものがあるなら、絶対そっちがいい。
時折、ずっと読んでいたくなるような文章の人とも出会うが、
そんなのほとんど稀だし、完璧に個人の感性の問題だ。

だったら、短く簡潔に誰かの胸に突き刺さる刃を研いでみたい。

選評の中にもあった、言葉のエッジというものは、
そういうところから生まれてくるのかもしれない。
と、思ったり思わなかったり……。

最後に

「痛いのめっちゃ分かる…」
「彼氏にお尻見せたとこ笑った!」

などの感想がもらえただけで書いた意味があった……!
読んだ上に感想とかイイネとかくれた人、本当にありがとう……!

感想を贈る、って結構労力いるよね……。
自分の感情を文字にするのって簡単なようで難しい。
だから、感想もらえたら昇天するくらい嬉しいけど、
イイネだけでもめちゃめちゃ嬉しい。
読んでくれたんだ、って伝わるだけで小躍りしたくなるし。

完全に”たられば”だけど、
キナリ杯に出してなかったこんなに読まれただろうか?
まさか、こんな個人的な痔の話で10イイネ超えると思わなかった。
初めてのnote投稿でこれはちょっとテンションが上がってしまう。

だから、調子に乗ってこんな文章まで書いてるのだ。
「10イイネも越えたから、ワンチャン?」
なんて授賞式を1時間毎に楽しみにしていたが、
時間が経つほどに、自分は井の中の蛙だと知った。

でも、noteっていろいろお題があるってこともさっき知った。
しかもなんと、キナリ杯を来年もやるだって!?

それならば、来年までに私は自分の言葉たちを磨いておこう。
お題やコンテストもいろいろ挑戦してみよう、と新たな目標ができた。

それに今月からは小説のブラッシュアップを目的に集まったメンバーで、
文芸誌をnoteのマガジン機能で出す取り組みも始まっている。
今月分はもう原稿を提出してしまったが、
次の号からは今回の経験をもう少し活かしてみたい!

◆◆し

こんなに収穫の多いキナリ杯を、
4000人以上巻き込んで開催してくれた岸田さんには本当に頭が下がる。
これを読んでくれるかは分かりませんが、
本当にお疲れ様でした。

チャーハン以外にも、美味しいものいっぱい食べて、
まだまだ続く後夜祭、頑張ってください……!応援してます!

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