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モラ録。13〜YouTube〜

きっかけは忘れてしまいましたが、
せん太に最初にYouTubeの存在を教えたのは
モラ夫でした。

せん太はもれなくYouTubeが
大好きになりました。
止めないと際限なくずっと観てしまうので、

①時間を決める
②iPadの大きい画面で見る
③YouTube kidsにする

と3つのルールを決めました。

しかし、モラ夫はせん太に激激激甘なので、
毎日おまけと言っては決めた時間を
何時間もオーバーさせ、
ご飯中でも観る事を許していました。

ご飯を食べながら観れば、
当然食べるスピードが遅くなります。
それどころか動画に夢中になりすぎて、
せん太は自分でご飯を食べる事をほとんど
しませんでした。

それに対して私が物申したり、
せん太を叱るとモラ夫は不機嫌になり、
それ以上しつこく言うとキレられました。

私はモラ夫に長時間観るのは目に良くない、
ご飯を自分で食べようとしていない、など
色々と訴えましたが、
改善される事はありませんでした。


それでもなんとかしたかった私は、
せん太が寝た後にモラ夫に話を持ちかけました。

私「iPadが壊れた事にして観る時間を少なくするのはどうかな?」


するとモラ夫は不機嫌に

「俺をそんな〝嘘〟に加担させるな」

と言いました。

〝嘘〟?
確かに嘘ですが、
全く改善されない状況を打破するべく
苦肉の策であって、提案と相談です。
本来なら
〝自分は今のままでもいいと思うよ〟
とか、
〝それは良くないからこうするのはどう?〟
とか、
賛成や反対したり、別の提案を出す場面です。

モラ夫によって〝嘘〟と言う言葉に
強烈な恐怖(モラ夫は〝嘘〟が大嫌いで絶対悪と思っている)を植え付けられていた私は
混乱と罪悪感で戸惑いました。
そんな私を尻目にモラ夫は怒った口調で
続けます。

「YouTubeを最初に観せたのはお前だろ」

私はせん太が自然とYouTubeの存在を知るまでは
隠しておきたいと思っていたので、
私からせん太にその存在を教える事は決してありませんでした。

しかし、それを伝えたところで信じてはもらえないだろうし、今は観る時間を減らす話をしているのだから、最初に見せたのはどっちかなんて
争っても意味がないと思ったので私は黙っていました。

モラ夫はさらに続けます。

「使ってるのはお前のiPadだしな」

YouTubeを見始めた頃に、
モラ夫が〝動画を見るのにスマホの画面では
小さいからせん太に最新のiPadを買う〟
なんて言い出したので、
幼児にそんな高価な物を持たせる事に抵抗があった私は、自分が昔使っていた古いiPadを使う事にしたのです。


自分がせん太にYouTubeを最初に教えた事をすっかり忘れ、私だけを責めるモラ夫にだんだんと
腹が立ち、我慢できず、私は言いました。

「iPadは私のだけど、YouTubeを最初に見せたのはあなただよ」

するとモラ夫はブチギレました。


「お前はいつもそうやって自分は何も悪くないって全部こっちのせいにするんだよ!」


「お前は自分最優先な育ち方をしてきたんだ!」


「俺は毎日(お前のせいで)不快な思いをしてる!」


…。
……。
………。

YouTubeの話どこいった!!?Σ(゚д゚lll)


話のすり替えパネェ!(;゚Д゚)
お前に言われたくねぇ!(;゚Д゚)
建設的な話できねぇ!(;゚Д゚)

理解不能。
不快なのはこっちの方ですわ(◉言◉)


しかし、当時
モラ夫の相手を貶める陰謀に
全く気付かなかった私は、
まんまと罠にかかり、
自分の存在だけではなく、
育ててくれた両親の事までも否定され、
ショックで涙が溢れ出しました。
そして暴言を立て続けに浴びせられた恐怖で
何も言えなくなってしまいました。

モラ夫はそんな私の横を無言で通り過ぎ、
不機嫌オーラ満載で
モラハウスへ帰っていきました。


動画を子供に長時間見せたくないというのは私のわがままなんだ…と思わされ、この話をすればまた酷い事を言われてしまうと恐ろしくなり、
動画に関して何も言えなくなりました。

こうしてモラ夫は私の事を
〝自分の都合で子供の楽しみを奪おうとしている身勝手な母親〟に仕立て上げました。
自分が理解ある良き父親になるために…。



私が理不尽にキレられてから数ヶ月、
せん太は相変わらずご飯の時も
YouTube kids見放題でした。

ある日の夕飯の時にチラッと見えた画面に、
子供向けアニメのキャラクターが爆弾でバラバラになり燃えている姿や、首を絞められて顔が青ざめ、目玉が飛び出している残虐な姿が映っていました。

私は慌ててその動画を観てはいけないとせん太に言いましたが、幼いせん太にはわからず、
「もっと観たい!」とiPadを離そうとしませんでした。

その間にも残虐な動画が流れていたので、
私は「これはダメ!」と言い、
違う動画へ変えました。
せん太は半泣きで
「さっきのが観たい!観たい!」
と言いましたが、私は見せませんでした。

その様子を見ていたモラ夫が不機嫌に
「観せてやれよ」と言いました。

私は「残虐な動画だよ、これは観せられないよ」と言いました。


本来なら
〝それは良くないね、せん太、
これは観た人がとっても悲しくなる動画だから観るのを止めようね〟
などと言ってくれる流れですが、
180度真逆な予想のできない発想の持ち主である
モラ夫はもちろん違いました。

半泣きのせん太を庇うように
「観たかったよな〜」と言い、

せん太に残虐な動画は観て良いもの、

それを邪魔する悪い母親、

子供の味方である良き父親、

という考えを植え付け、
私をまたしても見事に悪者に仕立て上げました。


子供の願いを最優先に叶えるためならば、
3歳児に残虐な動画を観せ続ける事に
何の抵抗もない父親。

私にはモラ夫が子供の〝何〟を大切にしているのか全くわかりませんでした。


どうしても納得出来なかった私は
モラ夫への恐怖を振り払い、
「残虐な動画だよ、母さんは観せたくない」
と自分の意見をハッキリもう1度伝えました。

するとモラ夫は黙りこみ、
食べていた夕飯を途中で止め、
自分の食べ残しを置いたまま、
不機嫌オーラを撒き散らして
速攻モラハウスへ帰って行きました。

私はメールでモラ夫に
動画を急に変えてしまったのを
せん太に謝った事、
観ていた残酷な動画の内容、
一刻も早く観せるのを止めさせたかった旨を
伝えましたが、当然返信は来ませんでした。

そしてそこから約1週間、私は無視されました。


どうして自分の意見を言っただけ
なのに無視されるのか、
子供に残虐な動画を観せたくない気持ちは
悪い事なのか、
モラ夫が夕飯を食べれなくなったのは
私のせいなのか、

私はとんでもなく重大な罪を
おかしてしまったのか?

当時は答えの出ない答えを探し続け、
悲しみでいっぱいでした。



今ならどうすれば良かったのかわかります。

私は何の悪事もしていませんので、
モラ夫になんの負い目なく、
話の通じない無駄な相談もせず、

iPadガチで捨てます\(^^)/

ご飯の時に観たり、
不適切な動画だったり、
約束した時間を守れないのであれば、
観る必要はありません。


もしモラ夫が最新のiPadを買ってこようものなら

家のWi-Fi速攻解約してやります。

(モラ実家のWi-Fiは私が契約してました)

ネット関係に疎く、ケチなモラ夫が再契約する事はないでしょうw



モラ夫が私に対し、
一方的に暴言吐きまくって、
その場を逃げ去ろうとしている
あの瞬間に
今、戻るのならば、


まずモラ夫をさすまたでとっ捕まえます。


そして笑顔で
「逃げないでね、話終わってないから。
今、私は動画を観る時間の話をしてるの。
それ以外の話はしていない。
でもあなたに私の話は通じないようだから
あとは弁護士さんと話してね。
あなたの〝家族ごっこ〟に私と子供が加担させられるのはもう終わりにするから

と言ってやります。


そして
るろうにな剣客が主人公の、
鋭い眼光の持ち主である
元新撰組、三番隊組長に

「闘いもせず

尻尾を巻いた負け犬が

偉そうに吠えるな」

と言い放ってもらい、
その後問答無用で牙突発動。
モラ夫を遥か彼方へ突き飛ばしてもらいます。
バイバイ、モラ夫!( ^_^)/~~~

(…中学生の頃、牙突が好きすぎて
学校の掃除の時間に、ほうきでこっそり練習していたのを思い出しましたw)



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