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モラ録。18〜決戦〜

3ヶ月待ち、もうこれ以上は待てない。


〝◯日の夜に必ず時間を作って下さい〟


モラ夫も私も次の日が休みで
予定も特にない日付を選び、
そうメールしました。

返信などもちろん貰えませんでしたが、
指定した日の夜、
私は自分の支度を終え、
子供を寝かしつけました。
そしてモラ夫が自分の支度を終え、
声をかけてくるのを別の部屋で待ちました。

深夜0時…1時…2時…。

モラ夫は起きているのに、私に声をかけてくる事をしませんでした。

そして物音で、モラ夫がモラ実家の
2階の空き部屋に布団を敷いて
眠ろうとしているのがわかりました。

私はすぐにモラ夫にメールしました。


〝いつなら話し合いしてもらえるの?
疲れてるのはわかるからずっと待ってきたけど
結構限界です〟


返信は来ませんでした。

私は悲しいやら悔しいやらいろんな感情が混じり、なかなか眠る事が出来ませんでしたが、
朝方4時頃にやっと眠る事が出来ました。


そしてその約2時間後、
モラ夫が私とせん太が寝ている部屋の襖を開ける音で私は目が覚めました。

モラ夫が話し合いをしにやってきたのです。

言いたい事は山のようにありましたが、
とりあえず話し合う事が最優先、
このチャンスを逃したら次はない。

そう思い、話し合いを始めました。

考えながら話すと途中でぐちゃぐちゃになったり、モラ夫から責められて言いたい事が言えなくなるので、私はあらかじめ言いたい事を3つにまとめて初めにそれを伝えました。


①家(別居状態)の事

②否定、無視、暴言、暴力をやめて欲しい事

③夫婦での話し合う時間などを作ろうとしない事



話したかった事の10分の1くらいは言えたか
と思います。
その結果、モラ夫がどう考えているのか
少しだけわかりました。


①家(別居状態)の事
・このままでは良くないとは思っている
・別居状態なのは俺のせいだけではない
・いずれはモラ実家で義母を含めた4人で暮らそうと思っている


②否定、無視、暴言、暴力をやめて欲しい事
・以前よりは無視も怒鳴ったりするのも気をつけて減らしている
・日々のイライラが少しずつ積み重なって爆発しているだけであって、自分の怒りの沸点が低いわけではない
・傷つかないような言葉をちゃんと選んで使っているので暴言、暴力ではない

③夫婦での話し合う時間などを作ろうとしない事
・妻に話しても良い案が出るとかんじない
・意見が分かれた時に妻が絶対に自分の意見を譲らないから話し合いたくない
・不快だから話したくない


なるほどなるほど、
納得でき………………ないわ!!!Σ(゚д゚lll)



モラ実家に移住する話は私にとっては
寝耳に水すぎて言葉を失いました。

3人でモラハウスに住むためにこれまで掃除をしたり、片付けたりしてきて、そのつもりでずっとモラ実家で踏ん張ってきたのに、なぜ突然私にも義母にも何の相談もなしにモラ実家で4人で暮らす流れになっているのか?

モラ夫は私とせん太だけがモラ実家に居て、
自分がモラハウスに住み続けている事に何の罪悪感も感じてはいない様子でした。



怒鳴るのも減らし、言葉も選んでいるから自分がしている事は暴言、暴力ではない…?

あれで?( ゚д゚)

確かに前より怒鳴る回数は減りました。
けれどそれは決して少ない数になったわけでは
ありませんでした。

それにこれまでの暴言が言葉を選んでいる人の
発言とはとても思えないし、
私はそれが辛いと話しているのに、
なぜ傷つけていないと私の気持ちをモラ夫が否定するのだろうか。


不快だから話したくない、については
ではなぜ夫婦を続けているのか
疑問しかありませんでした。



結局、この話し合いでも
モラ夫は私に対しての不満を口にするばかりで、
お前は付き合ってた頃は猫を被ってたとか、
食事マナーが悪くて一緒にいるのが不快だとか、
散々文句を言われました。

要約すると
俺は直す努力してをしているのだから認めろ。 
だけどお前の努力は全然足りない。
だから俺はこんなに不快で毎日イライラしている。

今別居状態なのも
俺がイライラして怒鳴るのも
夫婦の話し合いがないのも

全てお前が悪い。


です。

この先の具体的な話や、
お互いに改善するための案は
一切出てきませんでした。


不快で一緒にいたくない、話もしたくない、
妻の気に入らないところに対して
改善して欲しいとは言わず、
文句と不機嫌オーラだけを出し、
妻が恐怖で勝手に直すのを待つ。

そんなに何もかも気に入らないのであれば
離婚の話をすればいいだけです。


しかし、モラ夫は決して〝離婚〟という
言葉を出す事はありませんでした。


妻の事は嫌だけど、
子供の世話をしてくれる人がいないと困る、
自分では子供の面倒をみれないから。

ただそれだけなのだと私は思いました。


ムカつくけどお金のかからない
ベビーシッター兼、サンドバッグ。


それがモラ夫が認識する私。





そんなクソみたいなポジに誰が居続けるかよw(◉言◉)


話の途中でそばで寝ていたせん太が起きそうになり、なんの解決の糸口もみつけられないまま、
ただ、文句を言われただけの話し合いはそれきりで終わってしまいました。

言いたい事、相談したい事はまだまだ沢山あり、当時は不完全燃焼でしたが、今思えばここで話を打ち切って良かったと思います。
あれ以上話をしてもモラ夫には何も伝わらなかっただろうし、更に文句を重ねられ傷つけられるだけだったでしょう。


私は
「今日話せてあなたの考えが聞けて良かった」
とモラ夫に伝えました。

感謝ではなく、
もう無理だと確信が持てたから。

最後までブレないモラハラで
いてくれてありがとう。


私達夫婦はずっと前から対等ではなかったんだ。

それをやっと自分で認める事ができました。



あの時のモラ夫に対し、
今の私からキメ顔、決めポーズで言いたい。


「お前はもう(家族として)死んでいる」と…。






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