見出し画像

お名前はアドルフ?

いやー、映画館で笑えるって最高ですよね。

もちろんマスクをして、クスクス笑う程度だけど。

他のお客さんもクスクスと笑っていて尚更楽しかった。

「生まれてくる子供にアドルフと名付ける」というトーマスの発言から数十年来の仲の彼らが論争になり、後半は怒濤の展開に、ラストの全てをかっさらう彼女の怒りの流れはとてもテンポが良くて引き込まれるし沢山笑った。

従来の親戚が集まる系のコメディ映画、上っ面は良い関係を保ちつつ、裏では秘密や恨み、嫉妬、妬みが渦巻きそれが表面に出てなんだかんだあって仲直り見たいな王道ストーリーなんだけど、本作はそもそもアンナ以外が数十年来の仲の同世代だから根底にお互いを家族という認識をしているから笑えるし、暗くならない最高のコメディだった。

予告でも、使われてたけどエリザベトの「あなた達は名前の事で喧嘩して食器すらも片付けない!!」からの流れが締まりとして秀逸でやっぱりこの問題はどの国でも一緒なんだなぁと感じた。

彼らの様に何でも言い争えて、でも結局は仲が良い。一朝一夕で決して出来ないような関係性がうらやましくも思えた。

エリザベトは"何も変わらない"って言ったけど、それでもまたすぐに優しくしちゃうのはやっぱり皆のことこと好きなんだろうな。

他の皆は反省が必要だけどね!!!!