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6月は最も貯蓄しやすい月


祭日が1日もない6月は、一年で最もお金を貯めやすい月。

大型連休の月の後に、この6月があることを踏まえて過ごすと、より連休の特別感を楽しんで、6月はお金をあまり使わない生活として、貯蓄を楽しむことができる。

季節的にも、暖房も冷房も必要なく過ごせることの多い、ありがたい月。

連休は出費を嘆き、6月は休みがなくて何もできないと、悪い方にばかり意識を向けると、どんどん苦しくなる。

家計簿をつけるようになると、「少し先」のことを自然に考えるようになることが多い。
最近読んだ枝元なほみさんの本にもあった通り、この、「少し先」というのが、とても大きな余裕になっていく。

遠い先でも、必ずやってくるものに対して準備するのは、大事なことだけど、あまり先までかっちり詰め過ぎると、予想外のことに融通が効かなくて挫折や無駄になりやすい。

今に追われて余裕がないと、無駄をとても出しやすく、「少し先」まで考えるくらいが、無駄を出さず一番余裕と希望を生んで、予定など変わっても、かえって柔軟に対応できる。

そして、家計簿をつける時、良かった出費をあたためる幸せな時間が、何より余裕を生む。お金も時間もメンタルも豊かになる。

自分のお金、モノ、時間を大切にしないと、生きるほどに苦しくなるものだと思う。

「毎日がとにかく辛い、年をとるごとにそれはどんどんひどくなり、なんとかしたい」という人がいた。

「自分は普通じゃないので、毎日ただ仕事と家の往復があるだけ。それだけだ」と。

それは多くの「普通の人」だろうと思った。

しかしその人は、「どこにでもいる、世の全ての他の人のように、普通で平穏無事な日々を送りたい、どうして自分だけが特別にこんなに苦しいのか」と言う。

とても高学歴で職業はエンジニアの人だけど、東大、京大ではないから駄目だと言う。
仮に東大、京大を出ていたとしても、今度は「でも〇〇じゃないから駄目だ」と言い出すに違いない。いつも自分より「上」を見ては羨む人…

今日、何か良かったことはないのかを尋ねると、「いつもと同じで、いいことなんか何もない」と即答する。

今日食べたものに、美味しかったものはないのか尋ねると、「いつもロクなもの食べてないんで…人にとても言えるもんじゃないです。いつも社員食堂とコンビニぐらいで。」
コンビニや社員食堂で働く人を何だと思ってるんだか‥

住んでいる地域に、自分の好きな場所はないのか尋ねると、本当に困ったように、「こんなところに、そんな場所があるわけない!本当に何もないところだ」と答える。
毎日、職場と家の往復しかしておらず、ほとんどコンビニしか出かけていないと言うのに。一体、自分の住む土地の何を知って、そんな断言をするんだろう?と思った。

今日、良かったことは、本当に些細でも何か一つでもないのか、もう一度尋ねると、あるスポーツ選手が表彰されていたとその人は答えた。

その選手が好きなのかと聞くと、「…別に興味はないが、テレビでいいニュースだと言っていたから、そうなのだろう」と言う。
この人の「自分」はどこにあるんだろう?

いつも「いやいや自分なんか」と腰の低い、一見、人当たりが良い人だけど、話しているとウンザリ、イライラしてくる。。

一般に、自分で稼ぐようになれば自立と言われるが、自分で自分を幸せにしていく意識、行動のない人間は、年をとるほど自分を苦しめていくんだと痛感した。

「家と仕事の往復の毎日」こそを、今日も無事過ごせて良かった、平穏な日々を送れていると満足している人もいる。

自分不在の人生…
苦しくてたまらない毎日を何とかしたいと切望しながら、「自分の範囲」になったものは全て価値のないものにする意識では、何を手に入れても人生が加速度的に苦しくなるのは当然だろう。

画像は、友達からもらった、消しゴムはんこで作ったカード。
石川県に住む友達に、地震に対するほんのささやかなお見舞いだけど、子どもと作ったお菓子を送ると、お返事が届いて、同封されていたもの。

木や消しゴムで版画を作るのが好きなお友達。私はこういう趣味や時間を持った人がとても好き❤️
彼女から、消しゴムはんこで作った可愛い〜カードをたくさん頂いてしまって、かえって申し訳ないくらいだった。

今月は、友達に手紙を書こう♪


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