一番の節約術は、出費を「楽しむ」こと!
えっ!それじゃ買い物依存症になって、浪費が止まらなくなるのでは?!
しかし、ちょっとでも出費をしぶろうと、お金が出ていくたびに嫌な思いをし、お金を使っては後悔、罪悪感で終わり、不幸になるのが最も損なことだろう。
お金を使っては、全てを暗く「黒」にひっくり返す…これが最も無駄遣い。
後悔は悪性のストレスを溜め、それは判断を鈍らせ、耐性も低くなり、ますます愚かな散財を酷くする元になる。
そして、「自分は節約が苦手だ、自分は駄目なんだ」という意識を植え付け、無意識に避けようとするようになり、他人を羨むようになる。
買ってみて、思ったものじゃなかった、、ということはある。
これは、後悔ではなく失敗。買ってみるまでわからないことはある。
失敗は大切なこと。
新しいことに挑戦するときは、失敗の可能性があるもの。
それをあらかじめ考え、なるべく失敗した場合に備えるのは大切なことだけど、後悔の必要はなく、この経験を活かして、じゃあ、次はこうしようと先に進めばいい。
美味しいもので満足している時、そこにあれもこれもと食べ続けないように、満たされれば自然に抑えられるもの。
買い物を安上げ、節約になるかは、買って出費したその時でなく、「後」で決まる!
この意識が抜けている人が結構いると思う。
『自分はいつも「安物」ばかり買っているから、慎ましい』と思っている人間がいる。
しかし、場合にもよるけど、ただ少しでも安くしようというのは、他人に払う金を少しでもしぶろうという、「慎ましい」の真逆でもある。
そして、出費をしぶって安く買うことだけに必死で、その買ったものをその後ロクに使わない、時期を逃し、ガラクタ化させる…買ったことも持っていることも忘れる、腐らせる、ほったらかし、きちんと捨てもしない大量のゴミ…
その挙げ句、「どっか行ったわぁ〜」「どうせ安かったし」「そんなもんだよね〜」と笑っているようでは、一体どこが慎ましいものか!
何のための出費だったのか…
粗末にしていいお金は1円もないのに。
こんなことをしていたら、金がいくらあっても足りない。家の中はガラクタ扱いの物ばかりで、狭く悩みの種、大量のゴミを金を払って買ったようなもの。
そして、「こんなに家が狭く、ストレスなのは、家が『安物』で『悪い』からだ」と言っている。。
どんなに安売りで買ったとしても、買ったものを現実的に大切にする意識の低い、薄っぺらい扱いこそ、最も高くつく、一番の無駄遣いである。
こういう人間は、値上がりには凄まじく怒りぼやくのに、自分を省みて改めることがない。
買い物を安上げるのは、買ったその時じゃなく、お金が姿を変えた食べ物、服、映像、旅行など、「その後」をしっかり大切に楽しんで有効に使うかで決まる。
そして初めて、お金が自分にとっての「豊かさ」「幸福」に変わる。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?