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【映画感想】アパートの鍵貸します(1960年)

この映画、すごく好き

主人公バクスター(ジャック・レモン)のユーモアのセンスが好き

ストーリーの、無駄のない構成が好き

全然古さ、今に合わないものを感じない。

大企業のオフィスも、タイプライターがパソコンになっただけ
テレビCMも、なんか、今と一緒だね、、

うわ〜!と、見ただけで圧倒されるような、リーダー、カリスマ性ある部長上司。
そして、社内に不倫相手のターゲット見つけては、「家内とうまくいってない」‥
いるいる!こういう人‥ いつの時代も変わんない、どこもやり口は同じ、、

部長の今回のターゲットが、会社のエレベーターガールのフラン(シャーリー・マクレーン)

バクスターは、そうとは知らず、フランを何とか口説こうとしている。
モテるって、決して幸せなことと限らないよね。。

エレベーター・ガールっていう職業はなくなったね。うちにある「あぶない刑事」の録画にも、エレベーターガールにつくストーカーの話があった。

映画の冒頭で、バクスターの給料と、家賃の話があって、鋭い人は住居費のアンバランスに「おや?」ってなるだろう。

バクスターは、初めからそうしようとしたわけじゃないけど、自分の部屋をこっそり上司のラブホとして時間制で貸し出して、その代わり、出世の見込みのない会社で、それを手に入れようとする。

バクスターはそこに住みながら、上司の予約の時間は、バクスターが外に出て、寒い中、風邪を引いたりしながら過ごす。

部長に呼び出された時は、それがバレて、責められると思いきや、「俺にも、その鍵、な?」

あ、そっち?

ホッとして、喜んで!と貸し出したバクスターだけど、部長が連れ込んだのは、バクスターが思いを寄せているフランだった。

そして、フランはその部屋で多量の薬を飲んで自殺を図る。

バクスターは大慌てで、深夜に隣の部屋に住む医師のドアを叩き、彼女を助けてくれるように頼み込む。

主人公の隣に住む、お医者様のご夫婦がすごく好き

毎晩、バクスターの部屋を、とっかえひっかえ違う女が出入りしていることをお隣さんは知っている。ドクター夫妻は、バクスターをそんな男だと呆れ、軽蔑している。
その挙げ句、女性の一人が自殺未遂‥

「メンチュ(人間)になれ」

ドクターがバクスターに放った一言。
先生が思っているのとは違うけど、これは当たっている

バクスターも思ったんだろうね。だから、医師夫妻に何の言い訳もせず、フランの兄にも殴られることを受け入れた。

死のうとして飲んだ薬が残る、ぼんやりしたフランに、あれこれ聞かずにトランプをするバクスターが好き
気乗りしない様子でカードを持つフラン。
この時にしていたゲームが、ジン・ラミーというもの。

自分の部屋を貸したことで、バクスターは出世をして、夢の個室も与えられる。
でも、その人脈がどんな程度のものだったかも知り、部長にまた鍵を出すよう言われた時、自分のアパートのでなく、会社での自分の個室の鍵を出して、会社を去る。

「メンチュになります」

 ‥そうだね、それを決断したバクスター、偉かったね。

でも、人間そんなに強くない。
会社だけでなく、アパートも引き払うことにして、年末に荷造りをするバクスター。
あぁ、今度の自殺は彼なのか‥ ?という展開から、部長の元を逃げ出してきたフランと、バクスターがジン・ラミーを始めるところで、映画は終わる。

私はこの映画を見たのが1年くらい前で、これをきっかけに、ジン・ラミーを覚えた。まだすらすらにできないけど、面白い!難しい、、

子どもの夏休みが始まるまでに、あっちゃんの「ZENO」を覚えたい

中田敦彦と、いろんな人との勝負動画、面白い!まだルール頭に入ってないけど、面白い

たまたまZENOの一番上に上がったのがメンタリストDaiGoさんだけど、どの人との勝負も面白い


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