食品を大切に使い切る✳︎120%の美味しさに②
人生途中まで、私はレモンの実は食べられないものだと思ってた。
フライなどに、果汁を絞るだけ、レモンティーなどに浮かべるだけ。
レモンはみかんやグレープフルーツと同じ、柑橘のなかま。かぼすみたいにちっちゃいわけでもなく、果実は多い。
レモンの果実の酸味がだめな人じゃなければ、これを食べないのは勿体無いと思う。
紅茶の色を明るくして、いい香りをつけた後は、ケーキやお菓子と一緒に食べる。
レモンティーに付いてきたスティックシュガーをレモンにかけると、シャリシャリ食感の美味しい一品のように食べられる♪
唐揚げなどにくし形のレモンを絞った後、果実も一緒に食べた方が、揚げ物がもっと美味しい!
この季節の柑橘といえば、みかん、ゆず。
柚子。なんていい香りの果物!
ゆずの皮をちょっと削って添えるだけで、上品でほっこり日本の冬らしい味になる。
お雑煮、ぜんざいに添えると、お正月らしい風味になる。
酢の物、サラダにも、この時期はゆずの果汁をたっぷり使う。
皮は種ごと加熱すると、ペクチンでとても美味しいとろみがつく。
ゆずのジャムは、パンケーキ、ヨーグルト、生姜や蜂蜜を足して温まるゆず湯など、いろいろに使える。
食用にはちょっと、、という実は、お風呂に入れるのもイイ👍
去年の1月半ば過ぎ、大きな柚子を一個使い切って、noteにこう書いていた。
「ちょうどいいくらい。なんというか、悲しくもなく、悔いもなく、ゆずの時間に感謝して、切り替えられる満足感。
こういうものを一つ一つ増やしていけたら、自分のいのちもそんなふうに使えて、終われることに繋がると思う。」
こういう小さなことを今年も大切にしていきたい。
子どもの家庭科の宿題で、家で鮭のムニエルを作って、レモンスライスを添えたことがある。
その時、子供がいろんな柑橘で比べてみたいと言ったので、ライムやすだちなどを買って、比べてみた。
子どもが修学旅行で買った、バタフライピーという、酸性で赤になる青いお茶のティーバッグがまだあったので、それも比べてみた。
レモンはキリッとした酸味。
柚子は途端に「日本の冬」の優しい酸味
すだちは、なんか京都。レモンだと洋食だったムニエルが、すだちで料亭になった。
四季柑…実は柔らかく、もっと酸っぱいかと思った。バタフライピーの色の変化も、少し青みがある(写真中央)
ライム!(写真左)苦みが特徴的で、酸味も強く爽やか。これがお酒に使われるのはよくわかる気がした。途端に大人!
写真右は、柑橘を加えてないもの
私はこういう、自主的で個人的な自由研究が大好き♪