14: 中2で始めて幽体離脱を体験した
※注意※
金縛りや幽体離脱は、まだ広く一般に認められている体験ではないと思います。
これから書くことは、千代能の個人的な体験として書きます。
今となっては随分前のことなので、記憶も大分薄れて来ました。
その当時はあまりにも強烈な体験で、忘れることなど無いと思っていたので驚いてしまいます。
中学2年の夏休みの時の体験になります。
夏休みの読書感想文を書くために、ドストエフスキーの「罪と罰」を市内の本屋で買って読んでいました。
中学生が読むような本では無かったのですが、たまたま店で見つけて興味本位で買ってしまいました。
何故か自分は、外国の本のカタカナの名前に抵抗が無かったです。
逆に、日本文学の日本人の名前に抵抗があり、日本の本があまり読めないのですが・・・
多分2日か3日くらいでイッキに読んでしまったのですが、読み終わったのはお昼過ぎの暑い時間帯だったと思います。
中学生の自分には理解出来ないことばかりでしたが、本の世界に引き込まれてしまい頭の中がどろどろしたものでかき混ぜられたようになっていました。
暑い日でしたが、気持ちいのいい風が入っていたと思います。
いっきに読んだ疲れもあり、畳の上で寝てしまいました。
寝ていると、突然金縛りがやってきました。
いつも金縛りになるとじたばたして抵抗していたのですが、その時は何故か「抵抗するのはやめよ」と言う気持ちになって抵抗を止めてしまったんです。
その瞬間です、自分の全身に雷が落ちたような衝撃を受けました。
それこそ「ドッカーン」と言う爆音まで聴こえた感じでした。
そうすると自分の身体が真っ黒な空間になったように感じました。
そして、その空間の中に、無数の光の粒が現れて足の方から頭の方へ向かって移動していきました。
体中が電気に感電してしびれているような感じです。
それと一緒に、全身に生まれてこの方味わったことの無いような快感で満たされました。
その快感に身を任せていると、ゆっくりと身体が浮かぶ感覚を味わいました。
その後、身体から離れて色々な所に行く体験をしたのですが、その時の体験をメモしていなかった為、その後にも沢山の幽体離脱の経験をしてしまったため、その時の体験がどれだったかを思い出せなくなってしまいました。
なので、最初の幽体離脱の体験はここまでにします。
自分の場合なのですが、この体験後、普通の金縛り体験をすることが無くなってしまいました。
金縛りになった瞬間に、雷が全身に落ちるようなショックと共に快感が全身を包み幽体離脱状態になってしまいます。
その後は、金縛りになる毎に違った幽体離脱体験を長くても30分くらいするようになります。
自分としては、とても気持ちのいい体験なので、出きるだけ長く体験していたいのですが、残念ながら普通の状態に戻ってしまいます。
自分は幽体離脱から戻った後は、驚くほど身体が元気になります。
仕事で徹夜が続くような時に、少し取った仮眠で幽体離脱が起きると普通に寝た時以上に元気になり何度も助けられました。
追記
自分の体験から、「金縛り」は体が寝ていて心が起きている夢のような状態だと思っています。
条件さえそろえば、誰でも体験可能だと思いますが、その人の心の状態によっては危険な状況を経験してしまうことも考えられます。
ただ、きちんと対応さえ出来れば、必ずしも危険なわけでもないとも思っています。
今後、そのことについても書く予定です、と言うかそれについて書きたかったので、今回の記事を書きました。
ただ、文章を書くのが苦手なので、上手く表現出来なくて時間がかかってしまう可能性はあります。
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