【コミュニケーションが苦手な人必見】JINSの店員さんから学んだ、相手に話を聞いてもらう方法
「治療方針が患者さんに伝わらない」
「相手が自分の話を聞いてもらっている感じがしない」
「他部署との連携がうまくいかない」
このような悩みを抱えている方、多いのではないでしょうか?
リハビリ職で勤めていると、患者さん以外にも、リハビリ職間や医師、看護師など、さまざまな部署とコミュニケーションを取る必要があります。
私も病院勤務時代は同様な悩みを抱えておりました。クリニックに転職してからはそのような悩みはだいぶ減りましたが…
今回は、上記のような悩みを抱えてる方に向けて、JINSで買い物をしようとした時の店員さんとのコミュニケーションをもとに、自分の経験を踏まえて買いていこうと思います。
相手に話が伝わらない理由は、メリットを提示できていないから
結論から申し上げますと、
相手にメリットを提示できていないから
だと思います。
先日、眼鏡屋さんのJINSでメガネを買おうか悩んでいる時の話です。
私は新しいメガネを買おうかな、買うなら偏光レンズにしたいな、色はどうしようかな?なんて相当悩みながら、店内を歩いていました。
その時に、(言ったら失礼ですが)あまりコミュニケーションが得意でなさそうな店員さんが話しかけてくれました。
店員「何かお探しですか?」
私「いやー、メガネ買おうか悩んでて、今サングラスも欲しいんで偏光レンズにしようかとか色々考えてるんですよね〜」
店員「その用途でしたら偏光レンズでいいと思いますよ。」
私「そうですよね〜」
店員「………」
あれ?おわり?
※ちなみに偏光レンズとは、紫外線によって透明のレンズが黒や茶色などのサングラスに変わるもの。
今回感じたことは
・いやいや、そもそも買うかどうか悩んでるんだけど…
・偏光レンズの機能とかもう少し知りたかったんだけど…
・自分に似合う形とかアドバイス欲しかったんだけども…
でした。結局メガネは買わずに終わりました。もしあそこで、「どんなことでお悩みですか?」という一言があれば即決で買っていたと思います。その日は購入するメリットを感じられずに終わりました。
相手は、自分にメリットのある話が好き
今回自分は客側ですが、普段からこの店員さん側のシチュエーションはあると思われます。
例えば、
院内カンファレンスにて
PT「Aさんの病棟ADLをあげたいのですが…」
Ns「でもAさん、夜不穏で危ないんですよね」
PT「そうですよね…」←ここで終わってしまう
患者さん相手に
PT「自主トレーニングを頑張ってくださいね」
患者「時間がなくて出来ないのよね」
PT「そうなんですね」←ここで終わり
よくある話ですよね。
「では、とりあえず日中のみでどうでしょう?トイレに1人で行ければ、看護師さんの負担も減らせると思います!」や、「ここで自主トレーニングを頑張れば、痛みは早く取れると思います!」など、この一言があるだけで、相手が話を聞いてくれるかどうかが変わるのでは無いでしょうか?
基本的に相手はこちらの話より、自分の話が好き
これを頭に入れて、いかに相手にもメリットがある話ができるか。
ここを意識するだけで変わってくると思います。
今回の記事が、1人でもタメになれば嬉しいです。
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