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グレイヘアへの道~白髪と私の20年に渡る戦い~①

白髪を染めない=グレイヘア。と呼ばれるようになったのは、いつの頃からだっただろう。

私は20代の頃から若白髪に悩まされ、実に20年間、染め続けてきた。
とはいえ40代も後半になると、もはや若白髪じゃないでしょう。誰だって髪に悩んでいるよ~!なんて声も聞こえてきそうだが、私の場合はその量が、とても年相応とは言えないのだ。
今やおそらく全頭髪の9割は白髪じゃないだろうか。
80代もびっくりの割合である。
白髪は遺伝要素が強く、年齢は関係ない場合も大いにありえる、というのが現実なのだ。

美容院で染めるのは経済的にも時間的にも追いつかないので、セルフ染めしているが、その頻度たるや、10日にいっかい。最近はそれでも伸びた白髪が気になり、週イチに短縮するか悩む勢いであった。

だから、グレイヘアが提唱されはじめた頃は、やっと私も!?この、いつ終わるとも知れない白髪との戦いから逃れられるのか!?と色めきたったものだが、実際には勇気がなく、面倒を承知で、染め続けていた。

というのも、60歳以上の女性の間ではかなり浸透してきた感があるが、40代が実践するのはまだ稀だからだ。
だっていくら提唱されたとて、白髪はやはり、老けて見える。多くの日本人にとって白髪=老人。である。
誰だって老けて見えるのは嫌なものである。私もそうだ。

よくある髪型の私。地毛のように見える黒~茶色だが、全て白髪染めである。

いっけん手がかかっていないナチュラルな髪形に見えるが、
●縮毛矯正
●白髪染め
と、手しかかかっていない。

だがしかしグレイヘア提唱されてからさらに数年後…ここ2年くらいだろうか。
一般人がする派手な髪色というと、金髪しか選択肢がなかったのに、「赤」「青」「緑」など、美容師でもないそのへんの若者の間でも、日常的に見かけるようになった。
中でも私が一番驚いたのは「黒い髪をわざわざ、老人のようなグレー~白に染める若者の出現」だ。「アッシュ」だの「ホワイトアッシュ」だのオシャレな名前を付けて…何なら金髪よりイケている有様になってしまった。
何がきっかけなのか全然知らないが、とにもかくにも、
「やっと私の時代が来たか…」と胸が高鳴ったのは言うまでもない。

で、ここからいきなり衝撃映像となるのだが、

天然インナーカラー‼️

いきなり全頭派手色にするのは勇気がいるし、会社員的には厳しくもあるが、くしくも世間ではインナーカラー流行り。これを機に内側からグレイヘアにしていくべく、内側から染めるのをやめた。

青にした。

実際には白いままなのは気が引け…というか飽きてきて、赤やらピンクやらにしてみたが、青がいちばんしっくりきた。
ん?カラー入れるのも白髪染めと一緒で結局染める手間は一緒では?と言われそうだが、このカラーは「カラートリートメント」である。洗髪時普通にトリートメント代わりに使い、10分も置くと染まる。そして1週間もすれば退色する(白髪に戻る)。白髪染めとは全然違うのである。

休日はわざと見える髪型に。楽しい。

そんなわけで白髪の悩みもいくぶん緩和されたものの、外側は結局白髪染めしなきゃだったわけで、

白髪染め3日後の私。3日しか経っていないにもかかわらず既に、お婆さんによく居る「髪の毛多そうなのに根元が薄い人」に見えている。

多毛剛毛なので薄いなんてありえず、そう見えるだけなのだが、これが老け感をかもしだし、本当に嫌だった。

そしてある時、諸事情(別記事に書く予定)で、
3週間染められなくなった。

いよいよお婆さんやないかーい!!
居ますよね。こういうお年寄り。

私が出した解決策は、予定より早いがグレイヘアにする。
そのためには、白髪染めしている部分はとりあえず切ってしまったほうが精神的にも楽だ。
だから、ベリーショートにする。であった。

小学生以来
ついでに青も入れてもらった。綺麗に入った‼️

あたかも黒髪に一部だけカラーを入れている風だが、実際には青い部分は白髪染めしていなかったところで、黒い部分が白髪染めである。
美容師さんも、ブリーチしていない髪に入れたのははじめてだったらしいが、天然の白髪にこんなに綺麗に入るなんて!と感激していた。

これからは2か月にいちど程度美容院に通い、白(青)の部分がどんどん増えていく予定である。途中で飽きて別の色にする可能性も高いがなにしろ、最終目標は、白髪染めしている部分が全てなくなり、一番好きな髪形「ボブ」にすることだ
到達するまで推定1年半~2年。
今後も途中過程を更新していきます。
こうご期待!!


~追記~
実は2年前、3か月ほど、無職になったのを機に、金髪にしていた。
いっけんブリーチ。いや実際ブリーチだったが、

根元よく見ると金ではなく白だ。これが地毛。

染めるにしても元の色に近い金髪のほうが白髪は目立たないのだ。
金髪の時は、なんなら1か月は染めなくても過ごせて、白髪染めしていた時には考えられない楽さだった。
いつかまた金にするのが夢である。

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