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自然は、絶妙なタイミングの中に存在している

ある番組で観たもの。
多分アメリカだろうか?
サボテンの様々な生き残りの仕方。

自分で移動できないので、
花粉を運んでくれる誰かを待っている。
石ころのようなカタチのもの。
普段は、
自然の中に溶け込んで、
カモフラージュしているけれど。
それだけでは、子孫を残せない。
ここぞという時には、
半ば覚悟を決めてステキな花を咲かせる。
虫たちがやってきて、
甘い蜜の代わりに花粉を身体中に付けて、
そして、
運んでくれる。

トゲトゲのサボテンだって。
小さなハチドリがやってきて、
水分を摂取して、
排泄したふんには、
種子が残されていて。
地面に落ちて発芽するしくみ。

また、
凄い腐敗したような匂いを発して、
やってくるハエのような仲間に、
同じように花粉を運んでもらう仕組みの仲間も。
こうして、
長い年月生きてきた。

どこだったか?
皇帝ペンギンの産卵期。
今年は、
氷河の溶けるタイミングと合わず?
産卵も子育ても、
絶望的なのだとか。
ショックだった。
こんな日が来るなんて、
ペンギンだって戸惑っているはず。

さて、
日本海側には、
ヤモリが生息しているらしいが。
千葉の我が家にも、
多分数匹生きている...はず。
そして、
もっと嬉しかったのは、
赤ちゃんヤモリを見かけたこと。
室内で。
「築40年にもなると、
家の中にも小さな虫がいるので、
生きられるはず」
夫殿が言うので見守っていた。
ところが亡くなっていた。
ヤモリは、
どのぐらいの卵を産むのだろうか?
今は、
とても暑くて庭へも出られないけれど。
時々、
鉢の下に居たりする。
どうか、生きていてほしい。
トカゲやカナヘビもいる。
うっかり道路に出たら命取りになるので、
すぐ庭へ救済する。
小さな生き物にとって、
アスファルトの道路は、
死に値する場所になってしまうから。

皆さんも、
見つけたら地面の場所へ救済してあげてほしい。

自分たちは、
生きているのだけれど、
生かされている部分もある。
地球は、
どうなるのか不安だけれど。
共に生きられたらと思う。


山へ行くと、
自分は小さな命であることを実感する。
宇宙の時間単位では、
流れ星のような生涯でも、
できるだけ色々なことを知って、
生かされている今を、
考える機会にはなるかな。

ありがとうございました。

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