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山の植物との共生

山では、
全てのものが生きている。
親指の先ほどの花も、
小さなモウセンゴケも生きている。
モウセンゴケは、水辺が好きみたいで。
そして、
食用になる生き物が豊富だから?

じ〜っと、
虫が寄ってくるのを、
きっと芳しい香りを放って待っている。
捕らえた瞬間を見たことはないけれど、
生きているのには違いない。

さて、
今回至仏山へ登る予定だったけれど。
雪解けの頃は、
数週間登山が禁止になります。
自分も知らなかったし、
計画する夫も知らなかった。
何故だと思われますか?

積雪が多い間は大丈夫でも、
雪解けが始まると、
どこをどのように歩いたら良いのか?
ハイカーも分からない。
そうして、
知らない間にも、
植物を踏んでしまったりしてしまう。
それならと、
決められたルールなんですね。
花芽が出て、
明確になれば安心です。
「ここ、ここにいるよ」
心あるハイカーなら、
踏みつけたりしないと信じたいですね。
どこの山でも、
そんな心づかいが出来たら。
自分たちは、
率先して従うし、なるほどと気づく機会になる。
そんなルールだなぁと感じました。
尾瀬は、
ぬかるみが多いですね。
以前登った燧ヶ岳への登りでも、
ぬかるんでいる場所があります。
北アルプスなどとは、
また違った形成のされ方なんですね。

たとえば、富士山。
ずっと前から思っていた。
世界遺産になろうが、なるまいが。
あれだけのハイカーが訪れる人気の山。
だからこそ、
キチンとルールを作って欲しい。
1日の入山者の数を規制する。
入口では、諸注意を促して欲しい。
車の規制も。
とてももどかしいと思っていた。
一方では、
裾野に廃棄されたゴミを、
数年もかけて掃除をされている登山家の方もいる。
ほぼ取り除けたら、
また植樹をされて、
森を再生されるのだとか。
本当に頭の下がる行為ですね。
登れば登るほど標高が高くなるので、
植栽はなくなるけれど、
日本を代表する山。
たくさんのハイカーの影響で、
崩落することは悲しいですね。
山へ行くには、
その山を知ることも大切であること。
この機会に感じました。

山から戻ったら、
モナルダが咲き始めてました。
モジャモジャの花びらが、
むくむくと出始めてました。
和名、タイマツソウとも言うみたいです。

咲き出したユリに、
ツボミが膨らんでいたユリも。

ラベンダーが見事です。
毎日、ミツバチ🐝が来ます。
たくさん、吸い取れると良いですね。

オリエンタルポピーの種子。
メルカリで10粒300円だったタネから、
生き残ってくれたもの。
今年は、
たくさんの種子を残したいです。
こんなことも、
出会いだったり、繋がりだったり。
それは愛おしくなりますね。
今日も暑くなるとか...
夜が過ごしやすいので救われます。
ありがとうございました。

尾瀬は、シトシトと降る雨が当たり前。
晴れたら、ラッキーと、
山の先輩に教わりました。
最高の木道歩きになりました。

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