[アニメ感想] ようこそ実力至上主義の教室へ:表と裏がありまくりな高校生たちの潰し合い群像劇
≪ネタバレはありません≫
超実力主義の架空の高校を舞台とした群像劇。
まず入学時に生徒たちは成績によってA~Dクラスまでにわけられて、様々な課題で常に競争をさせられ、条件を満たさなければ即退学、残ったもののみが卒業できる…という成績によるデスゲームみたいなことをしているお話である。
主人公の綾小路 清隆は入学時Dクラスに振り分けられる。
それは成績的には一番下のクラスで問題児の多いクラスである。
綾小路は終始やる気がない雰囲気で争いを好まず、一歩下がってクラスを観察しているタイプ。
学校生活では個々の成績はもちろん、クラス全体で課題をクリアしないといけない場面などもあり、それらのエピソードを通じて、個々の性格が徐々にわかっていく…という展開になっている。
さらに、クラスどうして潰し合いなどもするので、他のクラスの曲者などもなかなかすごいキャラが揃っている。
本当にどいつもこいつもどす黒い裏があったり、性格が歪んでいたり、あざとかったり、単にバカだったり…と、好きになれない登場人物ばかりで、何なのこいつら…ってなる。
そんな中でも裏がなさそうな不器用な人もたまにはいて、お願い、これが素であってくれ…と猛烈に願ってしまったりするわけで…。
胸くそ悪い奴ばっかなのに、いつの間にか物語にどっぷりハマってしまう、不思議なお話なんだ。
殺し合いはしてないけど、罠の掛け合いのデスゲームを見ているような感覚になるのかな。
そんで、物語がだいぶ進んでから、一番怖いのは実はこいつだった…みたいなことになって、ぜひゾワゾワしてほしいのである。
いじめなどのトラウマのある人はちょっと注意かも。
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