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夏の北海道旅行の記録

すっかり冬になってしまったが、今年の夏の北海道旅行の記録。

諸事情あり、出発2日前に北海道に行くことが急遽決定。1日調べ上げ、ガイドブックは出発の前日にAmazonで届く始末だった。その割には、充実した旅ができたと自負している。ちなみに、旅行当時子どもは1歳直前。子連れ北海道旅行計画されている方のご参考になれば幸いである。

1日目 飛行機で新千歳へ

午後に自宅を出発し、夕方の新千歳行きのフライトを予約。飛行機は万全の態勢で臨んだつもりだったが、子どもがぐずり途中から抱っこを要した。夫婦ともにここでHPを消費する。
到着し、空港で夕食をとるつもりであったが、飲食店が並ぶフロアはものすごい混雑だった。営業時間が短縮されている店舗が多く、残って営業を続けている店にどんどん行列ができていく始末。
宿は千歳駅周辺にとっており子連れで食事ができる店があるのか不安にかられる。並んででも空港で食べてからホテルに行くか、空港は諦めホテル周辺
でなんとか探すか、夫婦で意見が割れる。
結局千歳駅周辺を歩いて探すことに。日が暮れると本州よりぐんと気温も低くなり、寒さと空腹で辛かった。なかなか普通に入れる飲食店が見つからず(バーとかスナックはたくさんある)、旅の1食目からコンビニも覚悟していたところで、ホテルのすぐ近くにローカルチェーンの居酒屋を発見。意を決し入ってみると、アットホームな雰囲気でそれなりに美味しい北の幸が味わえた。豪華でも質素でもない、普通のホテルに一泊。


2日目 富良野

北海道や沖縄ではお決まりの、空港とレンタカー店舗のバス移動が苦手だ。今回は千歳駅から直接レンタカー店舗へ徒歩で移動し、無事レンタカーを借りる。開店直後で大変スムーズであった。このあと富良野へ。

富良野は千歳と比較してもぐっと涼しかった。景色がいかにも北海道という感じ(表現力不足)で、気分も盛り上がる。富良野バーガーというお店でテラス(?いうかテーブルと椅子が置かれた広大な緑地)で昼食をとる。美味しい! すぐ隣の鳥沼公園は森林と綺麗な池でマイナスイオンを浴びられる。富良野にはラベンダーを売りにした観光農園が多数あり、散策。メロンにソフトクリームが乗った「サンタのヒゲ」でおやつ。富良野マルシェで早くもお土産を爆買いし自宅へ発送する。最近は職場へのお土産などもお菓子より調味料やレトルト食品など実用的なものを選びがちである。年齢的なものか。
また富良野には六花亭の店舗があり、敷地内にはひまわり畑があって絶景であった。閉店間際に訪れたのだが、ここが素晴らしくもっと滞在時間をとっておけばよかったと非常に悔やまれる。イートインでのお菓子やお茶などもさすが六花亭といったところ。また行きたい。
地元の郷土料理のお店で夕食、プリンスホテルに宿泊。富良野のような郊外であってもプリンスホテルでは安定のホスピタリティ。

3日目 美瑛→旭川へ


朝食で富良野の牛乳を飲み、あまりの濃厚さで衝撃を受ける。富良野プリンスホテルには露天風呂付きの入浴施設があり朝からゆっくり浸かって元気になる。チェックアウトし敷地内の「風のガーデン」という庭園を観光。同名のドラマの撮影地らしく、センスがよくとても気持ちが良かった。

この日は美瑛→旭川へと北上する計画であった。おそらく美瑛周辺はレンタサイクルなどで周遊するのがいい規模の街と思われる。有名な樹などを見て回るのがおすすめのようだが、乗用車で素通りするとただ「ふーん」という気持ちで観光としては消化不良。パン屋で昼食。ここは景色も良く素晴らしいランチ。ということで美瑛での時間を持て余したので、予定より早めに旭川へ向かうことに。

本来であれば翌日旭山動物園に行く予定であったが、あまりに時間も元気もあるので旭山動物園2daysの計画に変更する。旭川市内に宿泊する場合は2日間の入園に対応したチケットもあるようだが、我々の宿泊地は旭川市外であったため年間パスポートを購入。

動物園の日程を2日間にすることで、あれもこれも!とならずに動物を見る心の余裕が生まれる。さくっと一周し山の中の温泉宿へ。秘湯を守る会会員の旅館であり泉質は極上であった。宿泊価格や地理的な要因から食事はあまり期待していなかったが良い意味で裏切られとても幸せ。温泉で旅の疲れもとれる。

4日目 もう一度、旭山動物園へ

再度旭山動物園に行き今度こそしっかり観光する。朝から動物園に行くと動物も元気があり、うれしい。子どもはちょうど指さし始めた頃で、写真を見返すとどの動物でも指を指している。
ランチは旭川ラーメン。午後からは上野ファームへ。四季で全く異なる趣のようで、ここも素晴らしかったのでまた季節を変えて行ってみたい。神居古潭に寄り、とうきびスタンドで茹でたてのとうもろこしをおやつにする。ロイズに立ち寄りソフトクリームを食べる(結果的に1日1ソフトクリームになっている)。夕方には最終地点である札幌へ。地元チェーンの回転寿司へ。混んでいたが、めちゃくちゃ美味しい!もう都会でお寿司を食べるのはやめよう、と決意。

5日目 最終日、札幌

最終日、少しでも充実した日にしたいために5時台に起床し7時台にはチェックアウトする。企業のミュージアムなど街中の観光スポットには食指が動かず、モエレ沼公園へ。天気がよく絶景で、散歩を大いに楽しんだ。ここは現代的なデザインの公園で映えるし、もっと人が来てもいいのではと思う。帰りの飛行機まで、ノーザンホースパークへ。ポニーのショーが全体的にゆるめでどきどきする。無事に空港に到着し、ちょっとだけお土産を買い足しちょっとだけおやつを食べて休憩し、帰路につく。帰りのフライトでの子どもの機嫌は50点。なかなか飛行時間と子どものベストコンディションを合わせるのが難しい。

まとめ

・旅行はやっぱり良い。景色がよくて美味しいものを食べていれば人間は元気になる。

・ミルクを卒業してある程度何でも食べられると、子連れ旅行はぐんと楽。

・準備には色々不安あったが、なくて困ったというものはなかった。

・持ち物の準備より、飲食店などの情報収集のようがより重要度が高かった。定休日なども事前に確認しておくとよい。旅行中に調べている時間は非常に勿体ない。


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