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[音楽レビュー] カラオケで歌いたい昭和歌謡 [GWカラオケ2023]
チェーンナーさんの「GWカラオケ2023」に参加します。
好きな曲を紹介するという企画。
カラオケとついてますが、歌ってみたい曲とか、歌えなくてもOKとのこと。
会社員をしていた二十代のころ、上司のおっさんたちとカラオケをしないといけないことが多々ありました。
決して彼らを喜ばせようとしていたわけではないのですが、私がうたえる歌が異常に古くて「え、本当は何歳??」なんて言われたものです。
それで、こうなったら、そのおっさんたちも「古っ」ってなるような歌をうたってやろうと思って昭和歌謡をめっちゃ聞いていた時期あります。
あ、もちろん今でも好きです。
そんなわけで、「GWカラオケ2023」私の第一弾は、カラオケで歌いたい昭和歌謡3曲にしてみたいと思います。
※前回「美空ひばり」はやったので彼女以外の歌から。
◎『かりそめの恋』三条町子
これを入れると、何この曲!!?? ってなるのですが、今聞いてもめちゃかっこいい曲なのです。
昭和24年のヒット曲なのですが、第二次世界大戦からたった4年で、こんな雰囲気の曲がヒットするなんて人間の底力を感じます。
歌う時は、色気たっぷりに小悪魔らしく、でもちょっと寂し気に歌うと雰囲気ばっちりです。
ちなみに、私が最も不得意とする歌い方ですw
夜の銀座は七色ネオン
誰にあげよか唇を
かりそめの恋 ああ 虹の恋
◎『アカシアの雨がやむとき』西田佐知子
昭和35年の曲。「日米安保闘争」とよく関連付けられる楽曲です。
強烈な歌詞の内容に、反対運動に疲れた若者たちによって共感があつまり歌われたそうな。
私はたぶん、戸川純バージョンでこの歌を知ったんだけども、西田佐知子さんの声も大好き。
歌う時は高ぶる感情を抑えるように…鬼気迫る感じで少し上の方を見ながら熱唱すると、みんなを置いてけぼりにできて楽しいですよw
アカシアの雨にうたれて
このまま死んでしまいたい
夜が明ける 日がのぼる
朝の光のその中で
冷たくなった私を見つけて
あのひとは涙を流してくれるでしょうか
◎『喝采』ちあきなおみ
昭和47年の曲。
亡くなった恋人を想いながら、今日も私はステージで歌っている…というストーリーの曲。
この曲を歌うと私は亡くなった何人かの友人の顔が出て来てしまって歌えなくなってしまうので、なるべく “これは演技…” と思いながら歌っています。
ちあきなおみさんの静かなのに迫力ある声がとっても胸に響きます。
この歌をうたう時は、この歌の主人公になり切って、遠くを見ながら振り付けも交えて歌うと知ってる人にはウケます。
ただ、この歌を知らない人ばかりだと、シーンとなります。
いつものように幕が開き
恋の歌うたう私に
届いた報せは黒いふちどりがありました
以上。カラオケで歌いたい昭和歌謡でした。
昭和というのはとっても長い時代で、戦前戦後、高度成長期まで含みます。
だからひとくくりに昭和歌謡と言っても幅が広いんですけど、私はわりと戦後の復興の中で歌われた曲が好きです。
何か人間の底知れないエネルギーを感じるのです。
ここでは挙げきれてないですが、ぜひみなさんも昭和歌謡を掘ってみてはいかがでしょうか♬
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