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DANZEN!ダイソーの700円USB PD対応充電器はヤバくコスパがいい話

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 MaxHeart!(挨拶)

 さて、今年に入ってから充電器ばっかり買ってきた筆者ですが、充電器ライターというわけではなく一般人です。

 今年のベストバイはもうご紹介したと思っていたのですが、Twitterでにわかに観測した情報を頼りに100円ショップに寄ったところ、今年もっともコスパのよさそうな充電器と出会ってしまいました。コイツです。


通称「ダイソー700円PD充電器」

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「PD対応ACアダプタ AC ADAPTER POWER DELEVERY」(MAKER社)

 いやもはや商品名かもわからんのですが、商品名っぽい記載はこれしかないのでしかたないです。
 結論から言えば、とりあえず買っといてもいいじゃん、くらいおススメできるアイテムでした。

詳細スペック

パッケージ裏面の仕様によると、以下スペック。

<特徴>
●最大20WのPD(Power Delivery)対応のUSB TYPE-Cポート搭載で高速充電が可能。
●最大出力20W
●2ポート搭載で2台同時に充電可能。
●定格入力100-240Vなら海外でも使用可能。
●持ち運びに便利な折りたたみプラグ。
<出力について>
1ポートで使用時
 ・TYPE-Cポートのみで使用:USB PD対応ケーブル使用…最大出力20W
 ・TYPE-Cポートのみで使用:USB PD非対応ケーブル使用…最大出力15W
 ・USB-Aポートのみで使用:USB-Aケーブル使用…最大出力18W
2ポート同時使用
 ・最大出力15W
※TYPE-Cポート(PD)で高速充電を行うには、PD対応機種にUSB PD対応のTYPE-Cケーブル(別売)の接続が必要です。
●PD非対応機種を本製品のTYPE-Cポートに接続した場合も充電可能ですが、最大出力15Wとなります。
●2ポートを同時に使用した場合も最大出力15Wとなります。
<商品仕様>
サイズ:約50x54x25mm
コネクタ形状:TYPE-Cポート/USB-Aポート
定格出力:TYPE-C 5V3A/9V2.22A/12V1.67A , USB-A 5V3A/9V2.0A/12V1.5A
定格入力:AC100-240V 50-60Hz 0.6A
出力:最大20W

 いや、これが全国のダイソーで700円(税込770円)で買えるのつよくない??アキバのパーツ屋くらいの値段で、日本最大手100円ショップで売ってるよ?????
 筆者はアキバのパーツ街とか好きなのでけっこうブラブラしますけども、この手の商品でこの程度の値段は、ある種「もし仕様通りの動きはしなかったとしてもスマンなそういうもんだからよ価格」で買って、使って動けばラッキーくらいなイメージなわけですけど、これは全国展開の100円ショップで売ってるからには、完全に一般消費者向けの商品でしょうから、本当にこの仕様通り出るんでしょう。安心感があります。さすがDANZEN!ダイソー。Max Heartです。

 同じようなスペックのものをAmazonで探すと、みんな大好きAnker社のものでいえばこのあたりになります。

 そうです。以前noteに書いた PowerPort III Nano 20Wあたりがスペックとして同程度の商品になります。でも値段は半分ですね。マジかよ。

 PowerPort III Nano 20Wは、重量がわずか30gということでとにかく軽くて小さいことがウリの充電器です。じゃあ、このダイソー700円PD充電器は軽いのか?大きさはどのくらいなのか?というわけで比較しました。

PowerPort III Nano 20W vs ダイソー700円PD充電器

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PowerPort III Nano 20W:実測30g
ダイソー700円PD充電器:実測59g

 本体の軽さという点では、当然ダイソー700円PD充電器はもちろん負けますが、これは最軽量クラスで携帯性抜群をウリにするPowerPort III Nano 20Wが軽すぎるとも言えるでしょう。だって、単3電池1個分の重さしかないんですよ。ということは、このダイソー700円PD充電器は単3電池2個分の重さってことになりますね。十分軽くね???

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 並べてみましたが、単純に高さ2倍、奥行き1.5倍って感じでしょうか。商品スペック記載通り、50x54x29mmですしそんなもんでしょう。
 ただ、Anker PowerPort III nanoと違ってプラグがたためます。

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 ほら、つよくね?プラグたためるとか。

 ちなみに、充電に関して実測についてはデータ取りしていませんが、Anker PowerPort III Nano 20Wと体感的な違いは無いように思えます。本体の発熱についても異常発熱するとかは使って1週間、いまのところなし。

(2021/10/4 追記)
 iPad mini6を充電してみてベンチマーク取ってみました。
構成: 本品→USB-C(USB2.0/100W)ケーブル→iPad mini6
・バッテリ残量5%→74% 所要60分
・バッテリ残量5%→86% 所要80分
・バッテリ残量5%→100% 所要約110分
 iPad mini6は買って2週間程度ですのでバッテリ劣化はほとんどないものとして、電池容量は5,174mAhと言われています。
 iPhone13/13Proは3,095 mAh、iPhone12/12Proは2,775 mAhと言われていますので、iPhone12換算で言えば2倍くらいの容量です。ですので、60分でiPad mini6を74%まで充電できるということは、十分な速さだと思います。

比較してどっちがベストバイか?

 Anker PowerPort III nano 20Wは携帯性に優れています。毎日の通勤通学カバンに入れることを考えると、その重さは軽いに越したことはありません。そして、PowerIQ 3.0 (Gen2)を搭載していると明記するあたり、充電性に関して安定感と信頼感はバツグンです。出先で使うときにこそ充電に速度が求められるのは間違いないからです。
 しかし、家で時間にとらわれず充電する使い方なら、なんとダイソー700円充電器のほうが便利でしょう。USB-CのPDだけでなくUSB-Aも挿せますから、Bluetoothイヤホンやスマートバンドを同時充電することができます。ふだんはUSB-Cでケータイを高速充電し、ときどきイヤホンを同時充電するときは多少充電スピードが遅くてもいい、そんな使い方に向いています。
 というか、どっちも最速充電じゃないと!というなら20Wでは電力が足りませんので、そもそももう少し大容量なモデルを買うべきです。ダイソー700円PD充電器の上位互換としては、Ankerの以下の機種になります。

 こちらのPowerPort PD 2 20Wなら、USB-Cで20WとUSB-Aで12Wの同時高速充電が可能です。重さは104gで、700円PD充電器の約1.76倍ですから、高速充電と重さはトレードオフです。個人的には、上記PowePort PD 2 20Wより700円PD充電器のほうが、コスパと快適性は上だと思います。

 ちなみに、比較のために買った筆者ですが、この700円PD充電器は妻が愛用しています。購入してから1週間毎日使っていますが、今のところ不満や問題はなさそうです。結論としては、どっちもベストバイだ(暴論)。

 上記記事で以前ご紹介したダイソーでも売ってる「550円万能ケーブル」と組み合わせれば、iPad mini6やiPad air4の快適充電環境が税込1,320円で、しかもダイソーで手に入るいい時代になりました。ガジェットライフがはかどりますね。

 結局、今年は充電器を3つも買い足すことになりましたが、結果的にはすべて用途も接続機器も異なるので、すべてベストバイです(暴論)。

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・700円PD充電器(自宅スマホ用・画像左)
・Anker Nano II 65W(ノートPC用・画像中央)
・Anker PowerPort III Nano 20W(外出時スマホ用・画像右)

 どの充電器もおすすめです。ですが、スマホに使うだけなら、コスパは700円PD充電器が圧勝。

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Anker Nano II 65W(ノートPC用)+550円万能ケーブルレビュー:

Anker PowerPort III Nano 20W(外出時スマホ用)レビュー:

iPad mini6を即ポチしたからシリーズ:


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