見出し画像

損失回避の法則 オリンピックについて

東京オリンピック2020、なんだか雲行きが怪しいですね。。

散歩の途中でロゴを見つけたので、
現時点での自分なりの感想をまとめてみました。

そもそも、始まりからケチがついていましたよね。。
会場この人と作る!と言ってはやり直し、
ロゴこれに決めた!と言ってはやり直し、
開催日はこの日ね!と言ってはやり直し。

一体どれだけの試練を超えると、
オリンピック開催に辿りつくのでしょうか。

金銭コスト、時間コスト、心理コスト

金銭的コスト、時間コストの他に、
心理コストを考えることも必要ですよね。

こんだけやり直しくらってみんな疲弊してないんですかね?
だからやならなくてもいいって訳ではないのでしょうが、
関係者は労ってあげたいですね。。

オリンピックの目的

そもそもオリンピックを行う目的ってなんでしたっけ?

オリンピズムとは
オリンピズムとは近代オリンピックの理念であり哲学的原理である。オリンピックがワールドカップなど他のスポーツビッグイベントと決定的に異なる点は、大会の根底にオリンピズムが存在している点である。
 クーベルタンは、人間における肉体と精神の調和を一つの理想とし、スポーツは人間精神を高めるものであると考えた。彼はスポーツで人間が理想に向けて努力する姿を「努力の祭祀」と呼んだ。彼が重視したものはスポーツ(競技)だけではない。芸術や文学などの面からもスポーツを通じた人間の理想の実現を願った。クーベルタンのオリンピズムはスポーツと芸術を通じた人間復興の理念であり、平和への道であり、教育改革であった。

ドリョクノサイシですよ。リソウノジツゲンだそうですよ。
ここで掲げる理想とは何でしたっけ?

選手が安心安全で最高のパフォーマンスを出すことを1つ目に掲げてますね。
とても重要な目的です。

損失回避の法則

損失回避の法則とはリスクがあっても損失が帳消しになる可能性があるなら
そっちの方がいい!と言ってしまう心理です。
ギャンブルしている人がズブズブハマっていく状態ですね。

誰か、ここまできたんだからやろうよ、
このままだと損しちゃうからリスクあっても進もうよ、
とか言ってないですかね?
本来の目的を見失った営利目的まっしぐらな感じ。。

目的を果たせてこそ!のイベントを見たいとセツに願います。
ドリョクノサイシ、リソウノジツゲン!

まとめ

便所臭のする海で泳ぎ、
東南アジアかと見紛う灼熱の中で競技を強いられ、
コロナで不安に満ち溢れた世の中で競い合う。

こんなにも超えなくてはならないものが多いのか、
理想の実現のためには。
厳しいですね。。

ただ日本国のこれからを考えると、
厳しい中でもやる価値があるのかもしれないと思っている自分がいます。

未来について明るい話題がほんとうに少ないので、
大変ですがまだ可能性が少しでも残されているなら、
もう少しだけ検討を進めてもいいのではという気持ちです。

但しこれらの試練を乗り越えた先に理想があるならばです。
やはり選手としたら安心安全は程遠く不安で一杯ですよね。
パフォーマンスが上がる気がしない。
それでは真の目的は達成されない事になってしまいます。

安心して競技できそうでしょうか?
経済面だけでなく、選手や関係者たちの心理コストも含めた
トータルコストを元に判断できるといいですね。
もちろん開催前も、開催後も含めた形で。

但し損切りはお早めに。

画像1


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?