REVIEW TIME #03 -Xデザイン学校ビギナーコース2022
2022年9月~2023年2月まで受講していた、Xデザイン学校のビギナーコースの資料復習メモ、第3弾。
最近、お休みの日に気が抜けると、どっと疲れが出てきてこんこんと眠り続けちゃうので、日々の業務管理と体力づくりが大事だな…と思う今日この頃(遠い目)
祝日の代休でたまたま生まれた3連休で眠り続けたら回復したので、資料読み直しを再開。
あ、全然関係ないけど、最近読んだこの本が事例たっぷりで面白かったです。
気になるサービスもいくつかあったので、利用してみようっと。
さて、今回は、
#06-アイディア創出と受容性評価
の復習メモ。
技術的シーズ×ビジネスニーズ×利用状況の分析
講義中はさらっと聞いていたけど、改めて読み直しているときに、ふと目についたので、メモ。
ビジネスをつくる上での3つの要件として
「技術的シーズ」「ビジネスニーズ」「利用状況の分析」
の3つがあるということ。
「技術的シーズ」は、自分としては聞き慣れない言葉だったけど、新規事業開発で必要になる技術を指すらしい。
従来は、「技術的シーズ」「ビジネスニーズ」の2つが重視されていたのだろうけど、ここにUXの考えを足していくと「利用状況の分析」が加わってきて、この3つが交わるところを探していく必要がある。
サービスデザイン、UX関連の勉強をしていると、何度も出てくる「すべてのものはサービスである」「グッズドミナントロジックから、サービスドミナントロジックへの変化」というものと繋がっているんだろう。
自分の事業部を見渡しても、それぞれの専門がある分、この3要素のどれか1つの要素についつい傾きやすい傾向があるように思うので、バランスを保つため、もしくは立ち返るためのポイントとして書き留めておく。
いきなり「実装」の思考に移らない
UX初学者の私は、今回ビギナーコースを受けて初めて「構造化シナリオ」というものの存在を知った。
前回のメモで、「行間を読んでもらおうとすると認識のずれが生じるから、シナリオで詳細を描いていく」と書き留めていたのだけど、改めて描くシナリオの役割を見直していくと、たしかにその通りだな、と。
講義のときは、チーム内のすり合わせがうまくいったことで、バリューシナリオは比較的スムーズに書けたので、その後に苦戦したアクティビティシナリオやインタラクションシナリオが印象に残っていた。
でも、落ち着いて振り返ると、案外自分が目を向けないといけないのはバリューシナリオの方ではないかと思った。
というのも、自分が実務で触れるのって、アクティビティシナリオやインタラクションシナリオに該当する部分で、バリューシナリオにあたる部分って、もはや「前提」、「あえて気にする部分でもない」と思いがちだから。
一方で、ふとしたときに「そもそも…」っていう議論になる対象の部分が、今思い返すと「バリューシナリオにあたる部分=ユーザーの本質的欲求価値」だなと思う。
この部分が共通言語で表現されていないから、そもそも論になりがちなんだろうということが少しわかった。
自分がそれを練る立場にはないけれど、すり合わせのポイントとしてメモ。
まとめ
シナリオを書きなおす時間がとれなかったので、今回はひとまず資料と講義メモの読み返しで気づいた点をメモ。
次の講義は構造化シナリオの続きの内容だから、あまり間をあけずに手をつけるようにしよう。