Xデザイン学校 ビギナーコース 2022 #06-アイディア創出と受容性評価
12/10(土)、Xデザイン学校で6回目の講義。
今回は、今までに増してチームワークの時間が多く、脳みそを揺さぶられるような感覚だった。
私の所属チームは結局リーダーを決めておらず、議論の舵を取る人が明確にいなかったので、これまでは時間内でなかなか求められるアウトプットに至る議論をできていないことも多かった。
でも、ここにきて、だんだんと各メンバーの役割ができてきて、うまく歯車がかみ合うようになってきた感覚がある。
1人ひとりの議論・課題に対する姿勢がうまく作用して、結果的に良い形でチームビルディングができてきたのだと思う。
だからこそ、
の2つの視点を、残り2回の講義ではしっかりともって臨みたいと思う。
次の過程に進むと、前の過程がうまくなる
前回の講義の振り返りで、『もう笑っちゃうくらいに、「次の段階に進んだときに、前の段階の重要性を感じる」』と書いた。
それに対して、先生から、「インタビューの次の分析の段階で聞き足りない部分に気づき、だからインタビューがうまくなる」というコメントをいただいた。
今回の講義でも、「インタビューの数をただこなせばうまくなるのではなく、その次の分析の段階で反省した時点で、インタビューがうまくなる」というお話があった。
実際、チームの皆で上位下位関係分析の結果を照らし合わせていると、苦笑いしながら「ココ、もっと聞いておきたかった」「改めて見ると、結局ココが大事なのに、抜け落ちてた!」と言い合っていたのだけど(主に、ユーザーの本質的欲求価値を話している中で)、これだけ情報が足りなくて分析段階で苦労するのだから、次にインタビューするときは、絶対ここは忘れないポイントにしようと感じることができた。
ビジネスモデルの価値と、ユーザーの本質的欲求価値が繋がることが大事
ビジネスモデルの議論の段階では散々迷走してきたけど、改めてパーパスやその企業がやる意味も振り返りつつ(ここは、定期的に問いを投げ込んでくれるチームメンバーの皆様に感謝)、やっと認識がすり合わせられてきた。
また、上位下位関係分析を行ってから、「いくつかグループにわけたけど、結局コレを求めているのは共通しているよね」という認識を一致させる議論は、比較的丁寧に行うことができた。
その成果だと思いたいが、シナリオを書くこと自体はとてもスムーズで、一旦各メンバーがそれぞれに作成したものを持ち寄ってみたけど、面白いくらいに全員しっかり内容が一致していた。
個人的にも文章を書くことはとても好きだから、短いとはいえシナリオを書く作業はとても楽しかったし、さらに言えば、書いている最中にこれまでに議論してきたものが一斉に繋がったような感覚があって、とても面白かった。
さらに、サービスの利用シーンも書き出していって、より具体化していったところで、この講座の一番はじめに学んだ
ということの意味が、少し理解できたように思う。
うまく言葉で言えないけど、感覚的に前よりも腑に落ちた感じ。
この感覚が得られただけでも、今このビギナーコースで学んでいる価値は自分にとって大いにあるなと感じられた。
まとめ
年内の講義が終了し、はやいもので残りあと2回。
次回まで少し時間が空くので、復習しながら次回に臨もう。