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Xデザイン学校 ビギナーコース 2022 #05-ペルソナ/シナリオ法

11/26(土)、Xデザイン学校で5回目の講義。

今回のコンテンツ
・課題の進捗共有(ビジネスモデルの発表)
・講義:ペルソナ、上位下位関係分析
・グループワーク

はやいもので、ビギナーコースの講義も折り返しをむかえた。

だんだんと、毎度の講義やワークについていくだけで精一杯になってきて、目の前にあるものを吸収しきれていないなあ…と感じているけど、今できる限りでしがみついた先で得られるものも確実にあると思うので、自分なりに頑張っていきたい。

ここからは、今回の気づきや学びのメモ。

全てのプロセスは繋がっている


これまでの講義の中で、エスノグラフィ→行動観察→ビジネスモデルの設計→仮想ペルソナの設定→インタビュー…という一連のプロセスについて、1つずつ学んできた。

ここにきて思うのが、もう笑っちゃうくらいに、「次の段階に進んだときに、前の段階の重要性を感じる」っていうことだ。

たとえば、私のチームは、ビジネスモデルに関する議論で時間内に結論に至ることができず、ふわっとした状態でインタビュー練習に入ってしまい、当然のことながらインタビューは段々と迷子になってしまった。

別日で皆で議論をして、何とかそれなりの形にして、どうにかこうにかインタビューの実施にこぎつけた。

でも、その後、いざインタビューの結果をふまえてグルーピングをしようとしても、どんな軸で分類したら良いものかわからず、やっぱり迷子になる。

何とかグルーピングができて、いざ上位下位関係分析に入った…と思ったら「インタビューでもっとココ深堀しておけば良かった…」となる点多数。

…という具合に、前の段階で不十分だったことの影響を、次の段階で受けまくりながら進んでいる。

もちろん、時間は有限だし、絶対的な答えはないと思うので、各段階で「その時点で最善といえるもの」をアウトプットして、次の段階に進むものなんだろうなと思う。

そして、「少なくとも、ココはおさえなきゃいけない」というポイントは、経験を重ねていく中で、1つずつ集めていくものなんだとも思う。

ここにきて、以前の講義のワーク中に先生がおっしゃっていた「前提条件(必ず満たすべき/考慮すべき事項)のリストを、どんどん増やしていくと良いよ」というアドバイスは、こういうことか…というのを身をもって感じた。

そして、「失敗から学ぶ」ということも、こういうことなのかと、少し理解することができた。

ここからは、各課題に取り組むときに「今、外してはいけないポイントは何なのか」を意識すること、そして、「これまでに考えたこと(前のプロセスで取り組んだこと)の、何が役立っているのか、または何が足りないのか」を考えることに取り組んでいきたいと思う。

まとめ

年内の講義はあと1回、残りの講義も片手で数えられる程になってきた。

最近、以前読んだサービスデザインに関する本を読みなおすと新しい発見があったり、仕事の中で「今、上流部分でどのような議論が行われているのか」を共有されるときに前よりも理解のスピードがはやまったり、ちょっとした変化が出てきて面白い。

合否やスコアがでるテストではないので、自分の成長や変化は、自分で見つけにいかないと感じられない分野。

ちょっと新しいことを知っただけでわかった気になるのはあまりにもおこがましいけれど、自分のなかのちょっとした変化や発見も楽しみながら取り組んでいこうと思う。