小さな保育園のあたたかい異年齢保育
「グリーンフィールド上野毛保育園」は世田谷区にある認可保育園です。
0歳児から5歳児までの45人の子どもたちと過ごしています。
保育園の規模が比較的小さい園ですが、少人数のメリットもあります。
４歳児クラスは8人、5歳児クラスも8人。この2クラスは同じフロアにあって、可能な限り一緒に活動をしています。
4歳児クラスの子どもたちにとっておにいさん・おねえさんの姿は刺激になりますし、5歳児クラスの子どもたちにとって、１つ年下のお友だちのお世話をすることは自分の成長の一助です。
おっとりした子が下の年齢の子と遊びが合って仲良くなったり、ちょっと背伸びをしたい子が上の年齢の子の遊びにまぜてもらったりするのもよくある微笑ましい光景です。
また、いずれ来たる小学1年生では1クラス35人での活動になるので、集団生活に慣れ親しむ経験を積んでいくという意味もあります。
このような年齢の違う子どもを一緒に活動させることは「縦割り保育」とか「混合保育」「異年齢保育」などと呼ばれています。
昔なら兄弟や近所の子どもとの遊びの中で子どもの社会性が培われていましたが、少子化の昨今、兄弟の数も少ないですし、自然発生的に子どもが集まって空き地で遊んでいるなんてことはまずありませんから、保育園で意図的にその環境を作っているわけです。
異年齢の子どもが一緒に遊ぶことは良い刺激がある反面、子ども同士の能力差・体格差があることもあります。保育士は子どもたち一人ひとりをしっかりケアをしながら、全体の成長を大切にあたたかく見守っています。
アットホームな保育園だからこそのメリットだと思います。
