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一時保育の利用について

グリーンホーム東玉川保育園では「一時保育」を行なっています。
一時保育は、保育園に在籍していない地域の子どもをお預かりするサービスです。

保育園に在籍する(毎日通う)ためには、区役所へ申し込みをして入園選考に通る必要がありますが、一時保育は保育園に直接事前登録(書類提出や面談など)していただければ利用できます。

利用できるのは、保育園に在籍していない1歳から未就学で、世田谷区在住のご家庭の子どもです。

預けられる日数や料金など、一時保育の制度の詳細については世田谷区のホームページをご覧ください。

グリーンホーム東玉川保育園では1日最大5名ほどお預かりしています。

一時保育クラスの準備

一時保育のクラスは毎日違う子どもがやって来ます。
担当の保育士は、その日に来る子どもの発達の段階や個性に合わせて
「この日はあの子が来るからこの遊びを提案してみよう」とか
「この日は小さな子どもが多いから部屋の配置を変えておこう」など、
考えて迎え入れる準備をしています。

1歳から6歳までの子どもに対応し、毎日クラスの状況が変わるので、常に臨機応変に対応することが求められます。保育士にとっては経験と技術が問われるクラスでもあります。

保育園が楽しいと思ってもらうことが大事

通常クラスの子どもと同じように、一時保育クラスの子どもたちも短時間の“慣らし保育”を経てから1日の預かりをするようになります。
慣らし保育の卒業は「保育園で遊べるようになる」「給食を食べ、水分をとれる」「お昼寝ができる」の3つができるようになることを目安にしています。

毎日保育園に来ていないので、慣れるまではやはり少し時間がかかります。
子どもが安心して「保育園は楽しい」と思うようになることが大事ですから、保育士は少しでも保育園に慣れるように、子どもを見守りながら、だっこしたり遊びに促したりしています。

子どもの成長を促す新しい出会い

異年齢の子どもを預かる日もあるので、自然と縦割り保育になります。
普段の生活とは異なる環境にいることで、子どもはご家庭とは違う意外な姿を見せます。
末っ子が自分より小さい子供の面倒を見て喜んだり、家の兄弟の中では一番上の子が、お兄ちゃん・お姉ちゃんができて甘えていたり。
他の子どもの様子を見て、家ではやらないことを急にできるようになったりすることも珍しくありません。
子どもなりに「自分もできるかも」「やってみたい」という気持ちが芽生えるのだと思います。

例えば、スプーンを使って自分でごはんを食べたり、くつ下を自分ではいてみたり、生活の中のささいな行動ですが、ご家庭だとお父さん・お母さんに甘えてしまうのかもしれませんね。
お迎えにいらした保護者にその日の活動を報告すると、とても驚かれます。

お別れがちょっとさみしい

通常のクラスと違って、卒業式やお別れ会をすることなく、お預かりしなくなってしまうことがほとんどです。
一時保育を卒業するということは、ほかの保育園に通えるようになったとか、家族の看病がひと段落したとか、おめでたい理由であることが多いので喜ばしいのですが、ちょっとさみしくもあります。

一時保育ご利用希望の方へ

一時保育の利用には、事前の登録と利用日の予約が必要です。まずはグリーンホーム東玉川保育園までご連絡ください。


東玉川