「鯨波の街」の灰色に溺れる

好きなものの話をしよう。


昨日は私が今一番好きなユニット、Maison book girlについて記した。
どこか幻想的なメロディと、4人の「凛々しい」歌声によって展開される物語世界は、どこか恐ろしく、そして抗えない魅力に満ち溢れている。

とはいえMaison book girlの良さはまだまだこれだけではない。
今日は昨日に引き続き、このユニットの強さについて記していきたいと思う。

リリックの迷宮に沈め

Maison book girlの物語世界を最も強く支えているのは、やはり「歌詞」だろう。
昨日から猛プッシュしている私が一番好きな曲「鯨工場」を例に挙げてみよう。

開幕から「鯨波(とき)の街」というワードが頭に残る。
最初に聴いた時は「海辺の街なんだなぁ」くらいにしか思っていなかったのだが、気になって調べてみると面白いことが分かってきた。

「鯨波(とき)」という言葉、「鬨」と同じで「戦場での叫び声」という意味がある
「勝鬨(かちどき)」という言葉を考えればイメージしやすいだろう。

こうなると曲のイメージが一気に変わってくる。
「鯨波の街」で泣いていたのは誰?体だけ無い鳥とは?鯨の正体は、何?

本筋から外れてしまうのでここでは控えるが、いつか私の考えも纏めてみたいな、と思う。
決して分かりやすい歌詞ではないが、その分長く、深く物語に沈んでいける。鯨の歌声に耳を傾けながら、貴方もいろいろと考えを巡らせてみてはいかがだろうか。

キュートな裏側

今までMaison book girlのかっこいい部分ばかりをピックアップしてきたので、ここらで少し視点を変えてみようと思う。

はい可愛い。もうサムネの時点で既に可愛い。葵ちゃん可愛い。

これは「レインコートと首の無い鳥」という曲のメイキング映像なのだが、もうとにかく可愛いが詰まっている。
ふらふらしたりわちゃわちゃしたり。1人1人がまず可愛いのにそこから集まってわちゃわちゃするので余計可愛い。

そんでもってダンスとかになると皆表情が変わるのだから本当にずるい。
Maison book girlに興味を持ち始めた人は必見。一気に沼に引きずり込まれます。


ちなみに私のお気に入りはクローバーを探すくだりです。
「よつばよっつみつけたよー!」「すごーい!」
可愛いすぎか???????
(ぜひ探してみてください。中盤辺りです)

「鯨波の街」の灰色に溺れる

最後の方は「可愛い」としか言っていなかったが、Maison book girlの魅力を少しでも伝えることができていただろうか。僅かでも魅力が伝わったのであればとても嬉しい。

昨日今日で紹介した楽曲以外にも、まだまだ素敵な楽曲はたくさんある。
興味を持った人は、ぜひYouTubeチャンネルの方も漁ってみてほしい。
そして沼にハマったらアルバムを買おう。買い支えよう。

個性的な楽曲とメンバーで独自の世界を紡ぐポップユニット、Maison book girl。
貴方も、彼女たちの物語に溺れてみませんか?

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